小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

一日目1 しまなみ海道

2016-11-24 | 四国遍路 伊予(愛媛...

台風情報が舞い散る朝、四時起床で6時半の「くろしお」に乗車。
新大阪から「さくら」に乗って広島に9時半に到着。
新幹線口は工事中でツアー一行に無事に会えるか心配。
初めてのツアーで、しかも一人参加なので緊張している。
このツアーは福岡発で一行は「のぞみ」でやってくる筈。
やがて、前日に電話をくれた添乗員のkさんが手を振りながら階段を降りてきた。
バスは大型で参加人員は18名だからスキスキ。二人分の座席に一人ずつでもまだ空いていた。それでも乗降口には座席表が貼ってあった。
申し込み順に前から埋めていくらしい。有料で前の席を確保した人は二人。
後ろの方の席だったがいっそのことと了解を得て途中から一番後ろに座った。
Kさんの挨拶と運転手の紹介を終えるとバスは広島駅前を10時に出発した。
納経帳や白衣や掛け軸などをkさんが集める。まとめて納経をしてくれるのだ。納経帳1寺300円。25寺分の合計7500円を支払う。
納経所の窓口に「お願いします」と差し出して目の前でサラサラと書いて御朱印を押してもらうと有難い気がする。が、最近は納経書きというバイトが書く寺も多いらしいからそれほど拘ることはあるまい。





尾道からしまなも海道を走る。因島、大三島を経て今治市に突入。
橋や無数の島々が霧に包まれてその合間から釣り船が見える。
12時前にお弁当とお茶が配られた。おむすびとちょこちょこと実にシンプル。
来島海峡SAでトイレ休憩。


12時15分。今治のバス停から先達さんが乗ってきた。洒脱そうな人でよかった。


トイレ休憩を挟んで13時半に川之江に着く。
ここからタクシーに分乗して今回はじめての札所の65番三角寺に向かった。
急峻な道で車のすれ違いがこわいような道。ここをザックを背負って歩くことを想像するとしんどいが、歩き遍路用の道があるのだろう。
ときたま薄日が差す程度の曇り空。

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伊予(愛媛)に向けて

2016-11-24 | 四国遍路 伊予(愛媛...


阿波(徳島)を歩いて、讃岐(香川)を逆打ちで公共の乗り物やタクシー併用で終えました。
そして夏には車で 伊予(愛媛)を逆打ちするつもりだったのですが、あまりの連日の暑さから中止。
しかし、やはり歩ける内に廻らなくてはとちょっと焦った結果、一国逆打ちのバスツアーを発見して迷ったあげくに参加することにしました。
小さい頃から集団での行動が苦手だし、歩きの時にドカドカと嵐のように来て去って行く集団を苦々しく見ていたので絶対にバスツアーには行かないと思っていたのに。
ネットで行程表を見るととても効率が良さそう。和歌山からの四国までのアクセスもなかなか面倒で何度も通うしんどさを考えると一気に一国を終えられる魅力に負けてしまいました。
マイペースの成り行き次第が好きなので行程表に従い時間に追われ人に気を遣う三泊四日の旅にびびっています。一人参加なのでなおさら。
けれど、これも修行の一つであろうと腹を括りました。
でありながら、せめて夜くらいは一人になりたいと別料金の一人部屋で予約しました。
バス席は入金順で前からとなっているそうです。でも、別料金を払えば前から三番目くらいまでに座れるシステムになっています。
主催者側もお客のニーズに公平に応えるのが大変なんだなあと思いました。

そういえば、アンコールワットも一人でツアーに参加しました。
それを思うと国内旅行だしあまり深く考えないでおこうと思います。
少しづつ出発に向けてモチベーションをあげていくことにしましょう。
どんなポケモンをゲットできるかも楽しみです。

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