小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

七月二十四日

2018-01-19 | 嘉永四年 辛亥日記
七月二十四日 

曇っているせいか涼しい。
主人は昨夜山中殿からの帰途、岩橋に寄り藤助どのを連れ帰って来たので一盃だす。
とよとこいくらにも吞ます。
鯖を5匹求め酒一升取りにやる。
今日は夕方に砂を取りに行った。まず、房をやった。
荒い砂で蘭を植えた。
※天赦日※だったので昨日言っていたように遠藤国助が近藤の子息に本読みさせてくれと連れてきた。
鳴神の僧も今日からくる。札五枚。これは中元の祝儀。
黒江から飛脚が喉別人できた。
一人はこりえから弁当箱つきで持たせて寄越した。
もう一人はとよの身内からでなにとぞ置いてくれとのこと。

※ 天赦日 ※
暦の上で最上の吉日とされていて年に六回ほどしかない貴重な日。
結婚、改名、新築、開店などスタートに適した日。
因みに本年平成三十年度は
二月一日、十五日。四月十六日。七月一日。九月十三日。十一月二十八日。




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