小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

七月二十五日

2018-01-21 | 嘉永四年 辛亥日記
七月二十五日 

四時前から浅之助がきて学校の授読について話し合った後に一盃のんで帰った。
主人は行水もしないで山本彦十郎殿へ行く。
また、田中九右衛門殿へ行く。
山口兵馬に少し頼み事があって相談の上直ちに田中九右衛門殿へ行った。
山中殿にも行き、築州殿にお目にかかり学校のことなど願い置いたそうだ。
山口へ菓子を持参。これは田中から出た話。急なことなので用意する間もなくて代の金二歩は帰りに田中へ寄ることにした。
かつおを1匹さげて帰り、みなで一盃やった。
下女のとよとその妹のこいくにも食べさす。いく泊まった。へんてこ者だ。


コメント
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