小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

三月朔日、二日、三日

2018-08-25 | 嘉永六年 癸丑日記
 
三月朔日 

晴れてよろしき天気なり。
野呂清吉が来て酒を出す。安兵衞もきた。
今日も明日も総登城ながら主人は行かず。
夜、塩路嘉一郎が来た。筍を三本持参。酒を一盃だす。
北丁へ一升取りに行き雨が降り出す。



三月二日 

極上の天気なり。



三月三日 

おおいに快晴する。ゆるやかなり。
さて今日はお茶事が停止でみな淋しく梅本へみなで行った。
また、みなでうちに来る。となりの亀も安兵衞、房吉ら皆が来た。
夜は鷺の森へ参った。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする