小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

一月三日

2016-01-19 | 嘉永四年 辛亥日記
 
寒い。しかし、陽はよく当たる。
早朝より主人は熊五郎を連れて出かける。
万二郎が案内をしたので昼飯を出す。岩一郎も周り昼前に帰った。
今日は節分。吉五郎親が八十になったと来た。酒を飲ます。
八時前に主人は帰り、熊五郎に五百文を遣わした。
母君と岩一郎はさぎの森へ参った。

(さぎの森は鷺の森別院のこと。浄土真宗本願寺派の寺院。雜賀御坊(さいかごぼう)、鷺森本願寺ともいう。京都の西本願寺の別院で現在も現存し活動をしている。川合家のあった西釘貫町から徒歩十分くらい)



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