コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

王国の落城。VS仙台。

2015-10-17 22:20:07 | 清水エスパルス
この試合の重要さは選手・スタッフのみならずサポにも十分にわかっていただろうと思います。
わかりすぎるくらい分かっていた位だと思います。
 今日もあきらめないメッセージ飾られていました。

 
粘るんだ!! 悲壮感さえ感じます。


エスパルスの緊急事態につめかけた入場者数13,399人、これでいいのか!!


選手達はもちろんプレッシャーを感じているでしょうが無心になって欲しい。


エスパルスボールのキックオフで運命の試合が始まりました。

その重要さがわかっていたからこそ硬くなってしまったのは無心になって戦わなければならなかったエスパルスの方だったと思います。
悲劇は前半開始早々起こります。
4分ベガルタにCKを与えるとキッカーはおなじみの梁勇基。
この時にディフェンスするエスパルスの選手たちがマークに付き切れていないように感じました。「危ないな」と思った直後マークを振り切りハモン ロペスのヘッドが決まってしまいます。

この時間の失点、なんともやり切れませんね。
絶対にやってはいけない先取点をやってしまいました。
まだタップリ時間はあるとはいうもののプレッシャーがかかって石より硬くなっているエスパルスの選手を更に硬くしてしまいました。

前半はなすすべなく終わってしまいました。
去年の降格争いでも感じなかった無力感は最高潮に達してしまったようです。


後半はベガルタのキックオフで始まりました。

後半になって62分温存していたウタカをデュークに代えて出してきました。
デュークに代えてというのがわからないのですが。

ようやくウタカの登場。デュークとの交代これで良かったのか…

前半よりチャンスが出てきたと思うんですが、このところ同じ事を言いますが最後の詰めが甘い。
意思の疎通を感じません。

チャンスを潰していくうちに時間だけが虚しく流れていきます。
2点取らなくてはいけないのに。

エダ→ハチ
澤田→北川の交代
いずれも決め手とはなりません。

最後はセットプレーでGKのリキも加わるパワープレーに出ますが得点を奪えず、0ー1で落としてしまいました。

このスコア悲しすぎる!!

選手の目にも涙が見えました。
降格という現実はナイターでアルビが引き分け以上の結果を出した時に決まります。

リキと角田はピッチに倒れて泣いていました。


選手もサポもみんな無念です。

そのナイター遂にアルビが山雅を2ー0で下しエスパルスのJ2降格が決まってしまいました。

今となってはクラブ・選手・サポみんなに反省すべき点があったと思います。
クラブには数年前から意味の分からない選手の獲得や放出。ビジョンを全く感じません。
コヤチン的には小野チャンとタカの放出でフロントに不信感を感じました。

選手も自らを追い込む練習をしてきたのか。
監督は戦略と戦術に勝算を持って臨んだのか。特にゴトビ以降はどうもブレていたように感じました。

サポはジュビロが降格の時につまらないゲーフラを掲げて挑発するスポーツマンシップに外れた態度をとって完全に因果応報となってしまいました。

全てを真摯に受け止めてJ2は1年で切り抜けるというクラブも選手もサポも覚悟を持って戦わなくてはならないと思います。

サッカー王国のエスパルスという最後の砦も落とされ、サッカー県を自慢するものは無くなりました。
もう王国のプライドなんていう重い重圧は脱ぎ捨てて少年年代からプロまでひたむきにプレーしてもらいたいと思います。

もう一度一からやり直そうじゃありませんか。
早い時期に来期の体勢を決めて1年後J1に復帰できるようにする事が大きな目標だと思います。
しかしJ2を勝ち抜くという事はかなり至難の業だと思います。今のままでは不可能に近いと感じます。
早く来年の体制を確立して、このオフで鍛えてキャンプで自分を磨いてJ2に臨んでほしい。

エスパルスがサッカーをやっている限りコヤチンは応援していきます。
弱くなったから応援しないというサポは無理しなくていいですから強くなった時にまた応援しに来てください。

この1年間はみんなが耐えなければならないと思います。
そしてもう一度J1に戻って来る絶対に‼

今日の悔しさ絶対に忘れるな‼