診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

クラウン 板金 その他

2012-12-11 21:33:32 | トヨタ
この間、フューエルポンプを交換させて頂いたH20年、GRS204です。

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リヤバンパー、ホイールも合わせて結構深くエグってしまっているので
車両保険を使用したいとの申し出。
10月から大幅に改悪された各社の保険ですが、たとえば使用したあと、この先どれだけ負担が増えるのか?という
問いに概算でも金額がすぐに出なくなりました。
幸い?、他代理店さんでの契約なので、詳しくは担当さんへお問い合わせを・・・と逃げてしまいました。

正直なところ、乗用車の板金は色が出せないので投げます。
今回は保険を使用したほうが良い判断なので板金で修理してもらいます。
何でもかんでも交換はイカンです、とくにクォーターパネルなんかは交換してしますと
売却時にかなりマイナスになるので、可能なら叩く方向でいきましょう。

んで、うちでやるその他

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ハイマウントストップランプユニット、チラチラと数個点滅、消えかかったりとのことで交換。
ネットで調べてわかったのですが、これのLEDってよく壊れるらしいですねー
そのくせ・・・

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交換はかなり大掛かり

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サイドエアバッグや電動が付いてたりするとさらにひどいことに・・・
ま、俺が交換したんじゃないからいいけどさ。

自分の担当は左Hライトが付いたり消えたりっていう面倒なもの
板金上がり待ちです。



MiEVシリーズ 講習

2012-12-09 17:46:07 | 雑談
昨日、振興会の講習で三菱i-MiEVとミニキャブMiEVの講習に参加してきました。
ほんとは来週、渋谷の本部で開催だったのですが、申し込みは自分一人だけ・・・

多摩陸事の立川支部に合流してくれませんか?ということで了承しました。遠いよ!

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自分的にはバンタイプをじっくり見てみたかったのですが、リフトに上げられていたのはi-MiEVでした。
構造はほぼ同じなので良しとしましょう。

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それでもじっくり下から見てみたかったな・・・

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まぁ気を取り直して i のほうです。

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ヒーターユニット、全開で使用すると1時間程度で電池使い切ってしまうような大容量
これの使用を控えるだけで驚くほど航続距離に差が出るとか・・・
ちなみにオレンジの線は330Vの電圧が掛かる線です。

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個人的にびっくりしたのはコレ、エアコンのコンプレッサー
写真だとわかりませんが、従来の2倍くらいの大きさがあるんじゃないでしょうか?
これも充電池で駆動します。

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モーターとトランスミッション
ドライブシャフトが付いてる部分がミッションになるのですが
とてもシンプル、前後のみのギヤだけで構造的にはモーター回転を反転するだけでバックも
前進と同じように100km以上出るのでそうならないように制御してます。
ギヤのフリクション抵抗を極限まで抑えているようで、単体ですとかなりの時間回るそう

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リヤシート下に充電系統の制御システム
写真にはありませんが、助手席下に電池遮断プラグが装備

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三菱純正MUT-Ⅲ
残念だったのは充電池容量の容量測定(誤差修正)がこの診断機でないと出来ないという事。
今の新型車は自動計測するようですが、ちょっとめんどくさい仕様ですね。
ホンダあたりは短絡させて数千回転維持で誤差修正とか簡単にしてるのに
なんでこんなめんどくさい事してるんでしょうね。

ちなみにHDM3000ではこの修正はできませんが、電池の抵抗値(1セルごと)など見れるようです。
F3-Gどうだったっけ?i-MiEVあったかな?

聞くところによると、以前、整備工場で車両の注文発注掛けるとMUT-Ⅲが付いてくるキャンペーンやってたらしいです。
うらやましい・・・

まとめると
純粋な電気自動車は初めて見させてもらましたが、とにかくシンプル
エンジンが無いだけでこんなにも簡素化できるのかと感じました。
ヒーターユニットは冷却水使ってますが、交換不要とのことですし、整備工場で出来ることはトランスミッションの
オイル交換、ブレーキ、シビアコンディションで指定されてる負圧ポンプを交換することくらい。

ちょっとうろ覚えなんですが、三菱はこの先数年で普及レベルの値段まで下げる計画を立ててます。
僕のレベルではトヨタのハイブリッドは難しい、より簡単なホンダでもこのi-MiEVを見てしまうと
なんだかやっかいだな?思ってしまいます。
整備に関してはより新しい構造の勉強とかすごく忙しいですが、この電気自動車は
頑張って普及してほしいですね。



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おまけ
ミニキャブの電池で家庭で使用する電気が1日程度賄えるようです。
電池のブレイクスルーがあれば爆発的な進化が期待できる予感がしました。



エルフ DPD不良

2012-12-07 20:26:06 | イスズ
と思っていましたが、原因は別にあったようです。
先入観はイカンですな。

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H18年 NPR85 エンジン4HL1、まーたこのエンジンですか・・・

DPDランプが点滅、ボタンを押しても何の変化も無いから見てくれと
7時30分に出張行ってきました。ま、近くなんですけど

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んー?95ってなんだ?はじめて見ますね。

すぐさま・・・

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こいつを確認したところ、やはり手動のアイドリング調整にひねってあり
左へ(自動)へカチっと入れると再生作業前の暖機が始まりました。
はっ、余裕余裕とクソ寒い中、ライブデータ見ながら再生作業を見守ります。

30分経過・・・暖機が一向に終わりません。

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これ以上水温が上がりません、75度以上じゃないと再生が始まりませんので何時間経とうが終わりませんね。

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アクセル吹かすとガンガン下がってくるんですけど!

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サーモバラします、簡単なところでよかった。

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エルフは2個付いてます
左の開弁温度85度、右が83度

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右側のがすでにだらしなく半開きで

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もう一方がグツグツ煮ても半開き、どちらもだらしないですな。

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とはいえ開きっぱのほうがエンジンにダメージ与えることは無いので、これはこれで良し。

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組みます。

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10分くらいで

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再生作業可能範囲まで上がりました。
かなりのエンジン負荷になりますので、そのまま作再生に入らず、きっちりエア抜きします。

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ひょー、600度まで上がるのねぇ
こりゃほんとその辺にあるもの燃えかねんわ・・
このデータ確認、水温見たり排気温見たり、とにかくポチポチ移動が忙しいです。
はやいとこF3-Gのライブデータ及び強制再生対応してくんないかな・・・(チラッ

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再生作業が終わり、エラーその他、リセットを確認

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アイドリング

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2000回転、問題が無いことを確認して完了しました。


4HL1は出てからもうじき8年目に突入です。
これからもっとトラブルが出てきますし、DPDの不調は冬場が本番です。
診断機があるとすごく便利になりますよ。



早いもので

2012-12-06 20:12:07 | インポート
12月、師走です、サウナみたいな日々がついこないだのようです。
あっという間だなぁ・・・

盆暮れ正月っていうのはやっかいな仕事のオンパレード、今年もなんだかそんな雰囲気の物件が舞い込んで来ました。

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アームロールのコンテナ修理です。
このコンテナ、けっこうペラペラでこいつに金属スクラップガンガン積むもんだから
扉の歪み、開口部の開き、この修正をもう何十回とやっております。
難しいことはありません、冶具を使って何も考えずに力技で修理です。

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開口部の開きを修正したら、扉をロックする通称エビカン(中古)の修理。

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きれいに落として

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溶接っと・・・

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穴が開いた床もシャーリングで適当に切り出した板で

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溶接。
とまぁ、ここまで日常のコンテナ修理なのですが、この後も修理入庫のコンテナがあるとのことなので
夕方お待ちしていましたら

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え?

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ん?

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・・・・・・・・・

修理不可能ではありませんが、金額的にワリが合わないような・・・・
結構な部分が作り直しになるので今年はちょっとムリっぽいですな



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実家行ったらうちの「おでぶにゃん」が無警戒でノビてましたのでパシャリ
さわったらすんごい熱いのこいつ



エルフ Wキャブ 乗せ替え完了?

2012-12-04 19:45:38 | イスズ
キャビン乗せ替え前に全塗装といきたかったのですが
まったくもって天候不順なのでエンジン始動と塗装前準備をしてしまうことにしました。

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色々とすったもんだありましたが、ようやくエンジン始動できました。
チェックランプ点灯しちゃいましたね、ま、これは予想はしてました。

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手っ取り早く確認したかったのでBZ-TRで

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ATカテゴリへ

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拾っていたコードはこれだけ
エアインテークのダクトはまだ取り付けておらず、これに刺さっていた
インテークエアサーモ、(吸気温センサ)のカプラ未挿入ですた。

なんだ、これさえ刺さっていれば故障コード拾わなかったんじゃん!
ちょっと自信ついたかも・・・
なんとか納車のメドがついてほっとしました。