タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

太陽

2006年09月12日 | Weblog
 不思議な映画だった。俳優は日本人、天皇ヒロヒトを演じるイッセイ
尾形を中心に、佐野史郎、桃井かおりなどベテラン俳優ばかりそして舞台は
終戦末期から終了後の人間宣言された天皇個人を描いている。しかも監督が
ロシア人・アレクサンドル・ソクーロフ。なぜロシア人が?そこのところが
なぜなのか?一番不思議で興味のあるところなのだが、いまだそのなぞが
小生にはわからない。それとは別にイッセイ・尾形の演技の見事さに引き
ずられっぱなしだった。あまりにも似ている、チャップリンにも似ている
「人間であるのに、人間であってならない存在」「あっそう」というその
軽い言葉のひびきに、見ているときは「あっそう」と通り抜けていったが
後で思うとその言葉の意味合いを説明することができない。