アカデミー賞候補「バベル」をみてきた。
このドラマの展開が、魅力的でこれが人間社会のすばらしさだと
感じた。言葉が通じない。心も伝わらない。思いはどこえも届かない。
菊池凛子のとった行動がわかるきがする。悲しいし哀れだけれど自分を
判ってくれる人、愛してくれる人を自分から求める表現に挑戦する勇気。
世界に広がる人間の孤独感を、モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本と
時差を超えての人間の魂の繋がりに魅せられた。
バベルは真実の不都合を語ったドラマであると詩人評、そして天界から
聞こえてくるような音楽もよかった。ただ、画面のチラツキニ不快感を
訴える人もいたが本当におすすめの映画だった。