タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

悪人

2010年09月14日 | Weblog


 「誰でも悪人になれる」映画を見終わった時、思わずつぶやいた。

今の若者には、本当に大切な人がいるだろうか?愛する人を見つけ

られるだろうか?社会の歪の中で生きる妻夫木君が出演を切望した

渾身作らしい。愛する人を見つけたときは、遅かった。

二人の逃避行は、逃げ道のない逃避行。

「第34回モントリオール世界映画祭」の最優秀女優賞を受賞した

深津絵里さんは田中裕子さん以来27年ぶりの日本人の快挙らしい。

一人の男との出会いにより転落していく様を見事に体現する。

愛にゆれる場面には、雨が降っていた。殺された側の父子関係

には雨傘が印象的だった。素敵な映画でした。