こんなに楽しく自由に生きられるなんて、男も女も理想なんで
しょうか?それが判るまでに、かなりの人生経験が必要なのでしょう!
普通判った頃には、恋するエネルギーもなくなり面倒くさくなるのだ
ろうか?時代も自我の主張が強く、個性があまりにも多種多様に広が
り、縁とかの巡り合わせを大切にしないのではないだろうか?
出会いが情熱的ならば、長続きせず。好きでなければなりたたない。
コトコト煮込んだスープのようにじっくり丁寧に描かれた作風が心に
響く。「鶏ガラと野菜を煮込んで作るスープがあれば、元気に生きて
いける」。ルイの暮らしぶりはこのスープに集約されている。古びた
一軒家で世の中の流れなんて全く気にしない清貧な暮らしぶり。
でもそれは飛び切り素敵な生活なのだから・・・・・