僕のこころの支えがなくなったというのに、おじさまが逝ってからもう四十九日
が過ぎ、世の中は何もなかったように流れる。こんなとき空しさが漂う。
3月18日14時30分から四十九日忌が自宅で行われた。
会場を移し食事会、おじさまのモットーは楽しく飲むことだった。
今日は飲みたい気分、先般昼食した従兄と飲んだ、飲んだ。
一度オジサマ宅に戻り、オジサマに一番似ているといわれている僕が、おじさまの
形見わけ帽子をもらった。夏用、冬用の二つ。オジサマに負けないよう94歳
まで生きる?サイズはぴったり、フランス製でオジサマの名前が書いてあった。
オジサマの温もりが伝わってくるように感じた。