ゴールデン・ウィークも終わり、新入社員は職場へ、学生は学校
へそれぞれ皆、元気に戻ったのだろうか?
こどもたちは、いじめ問題などで登校拒否、社会に出て一か月、新人
サラリーマンは、会社の実態を見て、故郷へ帰ってみれば、懐かしい
顔や老いた両親をみる。出社拒否、五月病に罹っていないだろうか?
この時期、心療クリニックに通う人が多いという。
年齢によらず心の病に悩む、ストレス社会。
まじめで心優しい人ほど、罹りやすいと言われる。
他方まじめとは、生真面目、馬鹿正直なんてこのごろ、融通の利か
ない頑固で、機転の利かない、時代に乗っていけない、スピード
感がなく、どこかどんくさい、うざい意味を込めて使われていない
だろうか?
歳とればスピード感は鈍り、経験したことがないものに対しては機転
など効きようがない。
会社は、実戦力といって「できる人」を採用する。
できる人ばかりの職場は、長く続くのだろうか?
ギスギスしないのだろうか?
会社だってコンピュータだってすべて人間が作り出したものだ。
会社が生きていけないので、人をリストラする?
事務は、コンピュータの方が速くて正確なので人はいらない?
今、本当に人間のための、人間による、人間社会だろうか?
ストレスに強い人ばかりの人間社会、幸せだろうか?
人工芝に映る影法師を撮ってみた。未だ映るので安心した。