タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

終戦のエンペラー

2013年07月31日 | Weblog


 1945年、太平洋戦争終結。

僕は、田舎へ疎開していた。記憶にあるのは、サイレンの音で

防空壕に避難したこと。竹藪の上を飛来する火の玉を数個みた。

パッと周囲が明るくなった気がしたが、本当かどうかは、よく

わからない。

こどもごころにも怖いことは確かだった

親父は戦争に行って死んだ。

母一人、子一人で育った、周りの人も戦争のための境遇は似たり

寄ったりではなかったろうか?

だからわれわれに対してもまわりが理解し、優しくしてくれたの

かもしれない。もちろん母が、無我夢中で育てたのだろう!

母は日本映画が好きだった。幼いころ母に連れられて見に行った。

母は必ず泣いた、泣くために母子ものを見に行ったのだろうか?

自分も映画好きとなった。シロクロの西部劇から始まってカラー、

そしてシネマスコープ南太平洋、ウェストサイド物語など

・・・・・数えきれない米映画。

サンセット77、奥様は魔女、ベンケーシーなど

・・・・・数えきれない米TVドラマ。

アメリカにあこがれを持って育った。

どうしても父の敵・アメリカと言う感情が湧いてこない。

政権が安定した日本に今秋、駐日大使ケネディ初女性大使誕生。

そして来年、オバマ大統領訪日。

言葉は英語化が進むが、誰もが知る歴史の1ページには、秘めら

れた衝撃と感動のドラマあった。