園長さんにとって懐かしい子が集まる。○○さんは元気かい?
結婚したって?我々の同窓会のような会話が一きり続いた。最後
はやはり我々年代とはるかに違うので、友達同士でこどもの話が
中心になっていた。こどもが泣き出した。オムツ交換をしていたが
お母さんの手際が悪いのを、教えたりこどもをさとしているのは
やはり、昔から口が悪い園児?が慕う○○ばばである。これからの
子育てについても色々話をしていたが、若い、幼いお母さん判った
だろうか?いつでも相談したいことがあったら、またいりゃあよ~
と園長先生、僕も母一人子一人で育った。母がなくなれば他人の手
で育てられたかもしれない。かわす言葉は乱暴、それでもなぜか
心が通う会話だった気がする。そして後から考えるに「生きる」
逞しさが、彼女らにはあった。それは切ないぐらい強い力があった。
その夜は中々寝付けなかった。