この女の子は、元気だ。バスの中では殆どの子が睡眠をとっていた。
この子は少し眠っただけで、一番に木登りに挑戦し成功した。高い
ところから見る高原の風景は、都会ではみられない自然が広がって
いる。この子の後にも数名の子ども達が挑戦したが、彼女を越える
高さには届かなかった。木登りの後はバーベキューがまっていた。
持参した肉や野菜に交じって今釣ったばかりの鱒も、食材にのぼった。
清々しい空気のせいか、開放感からか日ごろ食べない川魚も美味しい
から不思議である。腹が満杯になりハンモックで揺られる、また腹
に余裕ができたら、食べる。ハンモックに仰向けになる。木漏れ日
がまぶしい、爽やかな風が頬をなぜる。エマニエル婦人?がいる。
昼だからひるがの高原?なんてギャグを言って受けた。大人が、
こどもに遊んでもらっているのかもしれない。おとながこどもを
遊ばせているような顔をして・・・・・