サンモリッツ(1775m)を出発点、クール(585m)で
スイッチバックし一気に2033mまで上り、我々はアンデルマット
(1435m)で下車。
絶景の「世界遺産」ランドパッサー橋を渡り、壮大なハイジの世界の中を
走ります。
昼食は、列車内でする。所要時間5時間をかけての至福の旅人。
スイス最初の朝は、雨上がりの早朝散歩から始まった。
山の朝は寒い。今日のメインは世界一遅い時速37km・氷河特急に乗ること。
サンモリッツ湖で最初に目に留まったのは雛を育てている水鳥。
湖に注ぎ込む、川にかかるお洒落な木造の橋。
変った教会と早朝からの釣り人。
対岸には、今日(7/10)氷河特急ルチェルン行き始発駅がある。
アンデルマットまで5時間の旅が待っている?
写真の高級ホテル(緑の屋根)へは、この馬が引く馬車に乗って行くという。
日本航空チャーター便で行く!氷河特急とアルプスフラワーハイキング
9日間に参加した。イタリア・ミラノまで、12時間の旅。ここ1.2
週間、好きな映画を慎み、機中の人となるが、エコノミークラスは辛い。
大半を食事と睡眠と映画に費やす。いつかはビジネスクラスに乗りたいと
言う夢を見ながら、眠るしかない?・・・
時差ー7時間でイタリア・ミラノ空港へ。7時間長生きできた。
携帯の電源を入れたら、日本時間とイタリア時間が表示された。
ミラノから3時間・約255kmで、スイスサンモリッツに着いた。
携帯電話のベルが再び鳴った。表示をみると日本時間とスイス時間の表示
に変った。
この地は高地で夏でも涼しく、第2回目の冬季オリンピック開催地で有名、
女子オリンピックランナー・野口みずきの合宿先でもありました。
我々がロッジ風の宿に着いたサマータイム10時には暗かったが、9時
過ぎてもまだ明るいのには驚かされた。
昨日土曜日は、「宇宙」のお話、今日日曜日は、「絵画」お話。
これからはじめようなんて気力もないが、僕の今後の「ブログ」等のネタ帳に
役立てばと思っている。
イチからわかる西洋史の最終回、18~20世紀の絵画近代への歩み。
僕が一番興味があるのは、ジャポニスムである。
葛飾北斎が、西洋美術に与えた影響は大きい。
写真があたえた影響も大きい。
17世紀絵画の様式成立から肖像画の変遷、風景画の変遷、静物画の変遷
日常風俗画、カラヴァッジョの系譜、写真の影響、裸体表現など男性側から
見た西洋美術史であるが、実は、女性画家も沢山居たという。
ぼんやりしていたことが少しははっきりしたが、まだまだぼんやり?
写真のように忠実に描くのが、よい絵で好きと思っている?
皆が好いといっているから、自分もよい絵で好きと思っている?
ピカソの絵を理解できるだろうか?