切り絵

浮世絵を切り絵に

名所江戸百景 はねたのわたし弁天の社

2018年11月22日 | Weblog

はねたのわたし弁天の社

江戸時代後期、多摩川の河口には広大な洲が形成されていた。 この洲の南の先端に羽田弁天と呼ばれる古い弁天堂があった。中ほどには、穴守稲荷と呼ばれる波除(なみよけ)の稲荷もあり、参道沿いに何百本も続く奉納鳥居で有名だった。図は現在の羽田空港がある辺りから、房総方面を望んでいる。船頭の脇に見えるのが弁財天、海上のはるか向こうには房総の山々が描かれている。

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