「望月」
望月宿から東へ向かい中山道の瓜生坂から松並木越に浅間山を描いている。この宿場の東北にある御牧ヶ原は馬の飼育が盛んで,8月15日満月の日に優良な馬が朝廷に献上されていた。望月の地名はこれより起こったという。月明かりに照らし出された夜道を進む人馬。樹齢を重ねて樹幹を太らせた松並木は奥行き感させ、街道がひたすら続いていく。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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