「切らずに治す脳卒中」日本脳神経血管内治療学会前々会長ブログ
第31回日本脳神経血管内治学会学術総会会長のブログ
会期:2015年11月19日~21日(無事終了しました)




今日は県シニアリーグの試合がありました。
2月2日に亡くなられた岡野俊一郎さんを偲んで試合開始前に黙祷を捧げました。

私にとって岡野さんと言えば、ダイヤモンドサッカー!
「サッカーを愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか」という金子勝彦アナウンサーの名調子ではじまる伝説のサッカー番組で、岡野さんは約20年間にわたり解説を務められました。落ち着いた、しかしサッカー愛に満ちた語り口で、司会の金子アナとの絶妙のやりとりは最高でした。
その金子アナは訃報に接して、「私は単なるサッカー番組ではなく、教養番組、旅番組だと思っていました。歴史や音楽も出てくる。サッカーからショパンですよ。岡野さんは博識で、知らないことがなかった。」と述懐されています。確かにサッカーだけでなく、世界各国の文化や選手のパーソナリティ、教養にあふれる内容でした。
NHKでやった82年スペインW杯のゴール集も岡野さんの解説(松本育夫さんと)で、それはそれは楽しませていただきました。
また、サッカーの世界に留まらず、国際オリンピック委員の要職をこなし、堪能な語学を活かして世界中の要人と交流し、スポーツ文化の発展に貢献されました。

私自身も大きな影響を受けて、サッカーのお陰で人生がより深いものとなっています。
「人生で大切なことはみんなサッカーから教わった」(JSNET2015岡山での福田正博さんとの文武両道対談のタイトル)
多くのことをサッカーから、そして岡野さんから教わったのです。
今日は雨上がりの試合でしたが、今季初ゴールを、自分で言うのも何ですが、ビューティフルに決められて、岡野さんに捧げることができました。


岡野さん、ありがとうございました。どうぞ安らかにお休みください。


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