ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

送り先は世間並より少ないながら一応はお歳暮を、その店に自宅用にと少しだけを

2011-12-13 17:26:45 | グルメ・酒・ワイン

 我家はお歳暮とお中元を送るとこるは至って少なくて現役だった会社関係ではまったく無し、長男長女ではなかった僕の両親の本家の跡取りのところだけをまだ続けているだけで、あとは逆にこちらから時には送ってやるぞ嬉しいだろうが有難がれよというぐらいの知り合いが二三人いて、気が向けばそこにも送ってやるぐらいのものだ。

 義理立てしないといけないようなところを持たないのは実に気楽なもので、何を送るかはお値段に気張ることなく、ほとんどが自分が実際に食べて美味しかったと思う食料品の中からその時の気分で選ぶから、先方が好みが違ったら持て余しているかもしれないけどそれにはお構いなし、こちらの勝手は承知の上だ。

 今年の冬のお歳暮に選んだのは鶴岡の大山にある漬物屋本長のセットパック物で、この店は2年に一回ぐらい年末のお歳暮の方で注文する。というのも冬場には漬物でも庄内の海で取れた鯛や時期物の鮭などの粕漬けなどがセットになったものがあって、両方が入ったものなら目先が変っていいかなという心積もりで。

                  本長の漬物と鯛粕漬けのセット

 本長本来の漬物の方もこの店なら庄内の伝統野菜の焼畑による温海かぶや藤沢かぶなどが僕は大好きで、血圧が高いけれどちょっとだけならと、特に朝がご飯のときのはその供として食べようと自宅用にはそれだけを頼んでおいたのが先日に我家に届いた。こういう機会じゃないと我家では送料を払ってまで取り寄せはしないもんだから。冒頭写真はその温海かぶと藤沢かぶの甘酢漬けに、おまけという藤沢かぶ粕漬けの小さいパックが入った箱を開けたところである。中に注意書きの紙が入っていて、今年の温海かぶは生育時期の気温が高かったのと乾燥していたので例年より辛さが強いと、もし甘めが好きなら食べごろの大きさに切ってもう一度パックの甘酢に漬ければいいとあった。さすがに老舗は伝統の味にこだわりがあるなと、僕は甘い中にも辛みがあるのが好きだからむしろ歓迎だけど、ちょっとの味の違いなんて毎日食べているわけじゃないから分からないだろうに、ご丁寧なことで。

                  

                 庄内で今でも続けられる焼畑は60年周期で焼くから、木材は樹齢50年以上が必要

                 という樹木もその間で十分育つということで、これは先人の知恵だ

 この前に横浜そごうで石原明子の美味散策フェアがあって山形県では山田屋のふうき豆があったがこちらは無くて、これは来年2月に横浜高島屋で開催されるであろうグルメのための味百選には出るはず、逆にそちらには山田屋じゃないほうの店のふうき豆となっていて、両方がというのが無いのは残念ですな。

 

<余分なことながら>

 この日まで晴天が続いて早朝には富士山がクッキリと見えて、今朝が最後と写真を撮ったら7時前には十六夜明けの月も空に浮かんでいて、それも入れてパチリと、三文の徳写真じゃないですかね。

               


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