昨年に一回だけ連れて行ったことがある長門牧場に、成犬となったゴン太を今年になって初めて遊ばせようと一緒に車に乗せて、ちょうど梅雨の晴れ間での平日で犬を遊ばせるのに好都合だろうということで。とにかく犬にとってはこういう草原で走り回るのが大好きみたいなんですよ、牧羊犬じゃなくてもね。
立科町では白樺湖方面へと左折する交差点近くには「菜ないろ畑」という農産物直売所があって、ここも地元産のものが安いからと立寄ってみた。まだ本格的な野菜類は少ないけど山菜類や淡竹筍など混じって桑の実やラズベリーなどがあって、特に桑の実は珍しいと立派な大きさの粒のパックを買ってみた。ほかにはサクランボなどもあって、この前の山形でみたものと比べると安いですねぇ、やや粒は小さく色づきも薄いものだがそんなに値段差があるものかと。
菜ないろ畑
サクランボ300円
ここからはしばらくで一気に上り坂になって、最後のスノーシェッド付近の急坂を登りきったらすぐ右折して長門牧場となる。途中の道沿いにはこんなに自生しているのというぐらいこの時期はアヤメが咲いていて、鮮やかな青紫が目を楽しませてくれた。
長門牧場は予想通りで駐車場には数台が停車中という状態、そりゃぁ梅雨時の平日だものね。でもここのところ数日は雨が降らなかったから犬を遊ばせるのには草が乾いていてちょうど具合がいい、いい時に来たもんだと。着いたのが昼時少し前で、まずは腹ごしらえと佐久のteteで買ってきたサンドパンでお手軽に済ましてしまう。
360度パノラマ写真(冒頭写真も別のポイントからのもの)
浅間山方面
蓼科山方面
ゴン太を伸縮自在のリードで走らして解放牧草地を一周、犬はこういう草地が嬉しいんだねぇ、普段よりも大きなジャンプでピョンピョンしながら走り回る、草の丈もあるんだけどね。ここに連れてきた犬は30年前のミニダックスが最初、そのあともポメロニアン、雑種、今の前のパグ二匹と、どの犬もここに来ると走り方が違うんですよ。
ゴン太は走る!走る!
そのあとは草地に繋がれているヤギやヒツジにご挨拶、柵の中の乳牛や馬も見せて回って反応を見たら、子犬だった昨年よりも腰は引けてはいなかったかな。犬も個性があるから今までの犬もそれぞれの反応の強弱はあったが、この犬はかなり積極的みたいだ。
ヤギさんと
ヒツジさんと
乳牛さんと
熱さが苦手な馬は屋根の下に
1時間も遊びまわったらこの日は日差しもあってお疲れと、草の上は冷やっこいと腹ばいでひとしきりハァハァして、水もそのまま飲む始末にはお前はもう少し根性を出しなさい。最後にはここの美味しいソフトクリームを食べて、また夏にも来ようね。
ハァーハァーと
腹這いのまま水を飲む
今回の延9日間の滞在中には着いた翌日の午前中だけ台風5号から変わった温帯低気圧で雨が降っただけ、あとは曇りよりも晴れる日が多くて、梅雨とは思えない天気に恵まれてラッキーだったなと。