
8月の軽井沢植物園の観察会には第一、第二に続いて第三日曜日と3回続けての参加、第一では草本を中心に、第二には樹木を多くして、そして第三では両方をバランスよくといった感じかな、8月は毎回ルーペでの観察が加わっていたが、さらに第三では最後に顕微鏡も持ち出して来て葉にある微細な毛の様子もと盛りだくさんの内容、参加者も一番多かったみたい。
以下は説明があった全部ではないが、多少のコメントも記憶するものは付けながら写真を並べておく。
ミヤマウメモドキの実で少し赤くなってきたものも
シロウメモドキの実は赤くはならないのでこの名前が
フウリンウメモドキは実が風鈴のようにぶら下がる
ネバリギクなどの舌状花の説明が
オオアワダチソウも外来種だが、セイタカアワダチソウほどは繁殖力は無い、外来種は一時期増えても徐々に少なくなるものがほとんどとか
小さな白い花が咲いているヒキオコシは倒れた人をも引き起こすほどの薬草だそうだ
エゾミソハギには3種類の花の形状が株ごとにあって、異なる花で受粉して種を作る
手前の赤い花はアサマフウロ、奥に小さな実を付けているのがヒメマツカサススキ、両方とも軽井沢で発見された
オヤマボクチの蕾、北信濃地方では葉の繊維を蕎麦のつなぎにする
ネナシカズラは成長すると根がなくなり、巻き付いた植物から栄養を取る
日本のハッカ
ゲンノショウコの白花と赤花、赤いのは日本海側に多い
フシグロセンノウの茎には、葉が付くところは黒ずんでいることから
ヤマジノホトトギスは他のホトトギスよりも早く咲く、葉や花や雌蕊にシミ模様がある
フジカンゾウは眼鏡型の実ができる、近い種類のヌスビトハギも同じような実を
ハシバミにはもう来年の花芽ができている、写真中央やや上の白いものがそれ
白い花のユウガギクはどこにでも見られる
ツルボは夏にいったん葉が枯れてから花茎が出てくる
ノリウツギの実、園芸種のミナヅキは実ができない
顕微鏡で
最後に軽井沢植物園の花という本を購入、第3集だけは以前に買ってあったが1と2を今度追加して。