もともとあまり外食をする方じゃないけれど、年取るにつれてさらに回数が減ったような、この8月前半は女房の妹夫婦が山荘に来ていてご馳走するというけれど、特に洋風は腹にこたえるようになってしまって昔みたいには食べられないと、いくつかの店を候補には上げてはみたが、結局は男連中の方が尻込みしちゃって、女性陣だけは別に二日ばかり何処ぞかで太る原因を作ったようだが、前半は4軒だけでランチのみを。冒頭写真は長門牧場に行った時に、途中のパン屋で買って行って食べたサンドイッチ、犬を連れていたし安上がりだしで、これも外食のうちに。
女房と二人だけだった時に、佐久の岩村田駅前で以前はイタリア料理店だったところが四川料理の九尾の狐という店に代わっていて、店の前の2台の駐車場の一つが空いていたので食べてみることに。僕はチーズなどタップリのピザなどはちょっとキツクなっているが、中華やカレーで辛いものはまだ大丈夫とこれは好みの問題かも。こちらのメニューには普通の麻婆豆腐と四川麻婆豆腐が別になっていて、当然に四川と付く方が花椒でシビレル辛さだろうとそちらを。辛さは調整できるということだったが初めてなので定番通りでと、これがかなり本場風の味でなかなか、少し甘味も入れての辛さにしてもいいくらいで、それならもう少し花椒が効いてもいいバランスじゃないかな。
ランチのメニューは少ないようだが、女性にはうれしい品数は多くそれぞれは少しずつでデザートもあるセットものがあったようだが、あまり辛いものは苦手の女房は酢豚を、味は良いのだが衣が厚めで食べずらかったとか、ということで香琳とは麻婆豆腐ではこちらを、酢豚ならあちらにと二人の評価は分かれましたかな。ただしランチにはコーヒー以外のフリードリンクが付くのはお得です。
四川麻婆豆腐
酢豚、両方で同じスープが付いていたがこれは塩気が強すぎ、遅昼だったから煮詰まったか
信州滞在中は一回は食べているのが侘助、今回は義妹のオゴリということで、僕は普段のカツ丼でと思ったら一番安いからレベルアップしろということで極めロースカツを、ほかの3人はヒレカツを。3人はご飯は少な目にして腹いっぱいと、僕は通常サイズのご飯にしたが、カツ丼に比べると逆に少な目だから食べきれた、カツ自体はボリュームがあるが実に食べやすい肉質ということもあるのでしょう。
極めロースカツ
ヒレカツ
中華では佐久の香琳にも、こちらも四川料理で本格的な味で人気があるようです。この日も義妹のオゴリで僕はランチでは一番高い蓼科牛のローカンマソース炒めを、女房は冷し中華、義妹は酢豚を、それにしても女性が注文する料理はいつも同じようなものになりますねぇ。ローカンマソースというのはコクがあって美味しいです、ピリ辛味なのも僕の好み、やはり四川は辛くなくてはと僕は思いますが。
蓼科牛ローカンマソース炒め
ゴマ味の冷し中華、杏仁豆腐は別注文です
酢豚
別所温泉にあった時から夏場のお盆時期には家族全員で食べに行ったスペイン料理の壺屋、その後は丸子国際音楽村に移っていたのが、今年になって浅間サンラインを走っていたら見覚えのある壺屋の小さな看板を見つけ、もしやと数か月前に行ってみたらやはりかの店でまた目立たない場所に移転したものだと、でも予約でないとダメということで、今回は義妹も行きたいということでかなり前に昼の予約を入れて。
店内は大きなテーブルと通常の丸テーブルの二つのみ、ランチは1500円からでディナーはコース料理ということであったが、昼でもコース料理ができるというので一番上の魚と肉料理も付くコースを注文してしまって、これは若い人じゃないと食べ切れるものじゃありません。結論から言うと老人にはパエリアランチ2500円で夜だって十分じゃないでしょうか、これまでこの店ではアラカルトでいろいろと食べていて、店を小さくして料理の品数も少なくしたんでしょうか、願わくばパエリアランチにアラカルトでもう二品皿ぐらい事前注文で用意してもらえるといいのですが。最後のパエリアは当然に食べきれないと、ドギーバッグにして持ち帰りとしてもらいました。以前の店だったらスープをオニオングラタンスープにするかブイヤベースにするか迷ったが、今はブイヤベースの記載はありませんでした、自家製ソーセージも美味しかったがメニューから消えていました、復活を期待します。
壺屋
前菜の鶏のマリネ
オニオングラタンスープ
メダイのアヒージョ
鴨肉のロースト
サラダ4人前は食べきれない
パエリア4人前
デザート
最後にシェフとおしゃべりを、ここはシェフの実家だそうで奥のカフェはお姉さんの店だそうだ、一人でとなるとこのくらいがちょうどいいとか、店はほとんど自分で造ったというのには驚いた、画家でもあるということは知ってはいたが、なんでもできる人なんですねぇ。