ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

関東の正月は箱根駅伝観戦で決まりだね

2011-01-04 16:45:33 | その他

 昨日はこの寒空に物好きと女房に笑われても、箱根駅伝の観戦に行くぞと日本橋まで、ラスト1kmを切ったゴールに近い場面を見ようと、今年は場所をやや変えてチョッピリ利口に楽しむことができた。

 実は我家の愛犬の若いほうが昨年末から消化器系の具合が悪くて、アレルギーだとか膵臓が悪いとかいうことで薬を貰ったが一向に良くならない。2日にはかなり下痢と吐き気の症状が悪い感じで心配になって、この母犬が看てもらっている獣医さんが3日でもやっているかもと聞いて、朝9時の診療開始に合わせていった。しかし時間になっても開かない。インターホーンを鳴らしたらもう70歳を超えたと思われる獣医さんが出てきて、今日までは休診だと、でも事情を話したらあの犬の子供なら看てやろうということになって。

 その診断はまず1週間前の血液検査記録を見てもらい状況を聞かれ、口の中を見てからちょっと痛がるかもしれないから押さえておいてと、腹の何ケ所かを押してみて、何処も痛がらないから膵炎では無いと。まず胃腸炎で、それだけ長引いているとなると直ぐの回復は無理だが、人間にも効く胃腸薬ガスター・テンと腸内の悪い細菌を殺す薬を併用して、1週間以上続けてみることということになった。そして何も食べさせない方が早く治るから3日間ぐらいはなるべくやらないように、犬は水だけでも1か月は大丈夫だと。それと両方の親がアレルギーが無いならアレルギー疾患じゃない。どうしても食べたい様子なら肉がいいが少しにして、カロリーを多くというならバターをタップリ塗ったパンやチーズでもいいと、但し腸内で硫化水素を発生させる卵や牛乳はダメという。これにはまずはアレルギーを疑われ、次は膵臓からの消化酵素の出過ぎで脂肪分が無いものを、そして血液検査で栄養失調だからなるべく食べさせたほうがいいという前の獣医とはまるで反対の見立てには驚いた。同じ肉でも牛はビタミンは無いが、鶏肉はあるからそれも腿肉がいいというのも初めて聞いた。ベテランらしくテキパキとした説明には説得力があるし、そして嫌がる犬に薬を飲ませるために口をこじ開けて、舌の奥に錠剤を入れる方法も実演して教えてもらった。とにかくにも何も食べないならそのほうがいいと聞いてまずは一安心、ということで家を出るのがやや遅れてしまった。しかし最近の我家の家計のワンゲル係数は高くなってしまったなぁ。

 昨年と同様に3日に今年最初の大江戸骨董市開催というので、まずは東京駅で降りて東京フォーラムの広場には11時に。昨年より出店数が少ないようだが、やはり好き者は仰山集まってくるもんだ。特に外人が多いのが目についた。特に買いたい物があるわけじゃないから、駅伝の状況をラジオで聞きながらグルッとなるべく早めに見て回る。確かに値が張るものなら良いものはあるけれど、そんなものを買ったら女房にこっぴどく怒られちゃうからね。ちょっと面白いと思った店は、古い日本玩具だけを並べた店と福寿草やイワウチワの株を売っていた爺さん。イワウチワは小さな2株を500円にしてもらって買っておいたが、それぞれ横浜と軽井沢に地植えしてやろうかと。

         

                       東京フォーラム中庭広場で大江戸骨董市

  

             和玩具類を並べる                          山野草、下にイワウチワが

 そうこうしていたら箱根駅伝の最終走者が走り始めて、このフォーラム前の道路も通過コースとなっているのだが、昨年ここにしようと決めていた所にもう場所取りに行かなくてはいけない時間になって、昼はこうなると食べている暇はありません。コンビニでおむすびだけを買い込んで食べながら向かう。その場所はビルの上部壁面にあるテレビモニターが駅伝中継を映している、それを真正面から見ることができる反対側の歩道で、日本橋のすぐ手前にある。ここでラジオ中継を聞きテレビ画面を見ていれば、時間は楽しみながら過ぎていく。縁石の一段高いところに陣取って、座れないのとやや寒いのを我慢すれば、家でテレビ観戦するのより大勢の観衆の中で臨場感があってよろしい。すぐ後ろでは日本橋社中のお囃子が、それと駅伝関係のおエラさん達の観覧席もあるから一等席だろう。この当たりには応援の大学名旗が何校も並んでいて、選手たちの走ってくるのを待ちわびている。 

 

       前面頭上にテレビ画面、ヘリコプターも                1時間以上前から応援場所取りするらしい

 

          お囃子が鳴り続く                            駅伝関係者の観覧席

 この日のラストは先行する早稲田を東洋が追いつめていて、もしやの興奮が伝わってくる。まずは先導車が現れて間もなくで先頭のランナーが目の前に、歓声の中を2校がアッという間に走り過ぎていって、少しあとには前方のテレビ画面が早稲田の優勝を映し出す。その場面が冒頭写真である。200km以上を走って、20秒ほどという僅差が勝者を決めるよいうのが凄いよね。そのあともシード圏争いが4校のデッドヒートとなっていて、これまた一段と声援が大きくなって、横にいたお母ちゃんなど根性!根性!と絶叫しておったぞ。その決着画面では一人のランナーがコースを間違えたのが映ってみんながアーッと悲鳴、しかし戻ってからまたもや抜き返して10位シード圏に滑り込んだのにはみんなで拍手!。やはり家でテレビを見ているよりも現場は心躍るものがあるな。

        

                        やっとまず先導車が現れて

 

            先頭の早稲田大学                            2位を走る東洋大学

 

             3番目に駒澤大学                             シード圏を争う4人

          

                      母校の旗の前を最下位の日本大学が

 駅伝を見終わってから今年も三越に、年初めの催しは昨年と同じ、でも見るだけで何も買わずで引き揚げてきた。

          

                      日本橋三越メトロ側地下入口に新しい暖簾が


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