
岬巡りの場所は足摺園からは5分とかからない38番札所の金剛福寺近くの駐車場からで、断崖の上の海岸線の道を散策するコースが出来ている。まずは故郷の偉人ということで立つジョン万次郎の大きな銅像前に集合して、両方を巡る時間はないから、灯台方面か天狗の鼻突端方面かのどちらかを歩いてくださいと、我々は灯台にはこの前に行っているから天狗の鼻のコースに。
ジョン万次郎像
ここにも土佐の偉人の銅像の紹介が、時代としては長宗我部元親から吉田茂までが
天狗の鼻までの道筋には椿のトンネルが続くのが南国土佐らしい、早くもスミレが咲いていました。
木の形から風が強いのが分かります
早くもスミレの花が
展望が利く場所まで出てくれば灯台方面も見渡せる、昨日よりも天気が良くなって、こういう大海原を眺めるには好都合となり海が輝いていますよ。
海岸線い出れば灯台方面が望める
前方に見える天狗の鼻まで海岸伝いに歩く
着いた天狗の鼻からのパノラマ
天狗の鼻からも灯台が望める
天狗の鼻まで往復した後はまた金剛福寺まで戻ってきて参拝を、ここも二回目となるが今回の方が時間の余裕があって裏側まで回ったら、露天に多くの仏像が並んでいたのには驚いた、こちらも実に立派なお寺です。四国巡礼ではこの前となる37番札所岩本寺からここまでの距離が最長とか、このあと39番へもかなりの歩きでがあるようで、飛びぬけて難儀な場所となっていて歩きでは一泊は必要でしょう、お遍路さんもここの温泉宿を利用しているんでしょうかね、それであれば足摺温泉では安い宿泊料金でお接待しないといけませんよね。
途中に渡海僧之碑というのがあって、熊野みたいに補陀落信仰があったんでしょうね
金剛福寺入口
マンガチックな仁王様
亀に迎えられて本堂に
多宝塔
境内に池が
仏像がズラリと
不動明王がメインみたい
次の観光場所は愛媛県に入って行って宇和島ということで、そこまでは長めのバス旅となることから2回ほど休憩があった。
まずは大月町ふるさとセンターで
産直市場があって鮮魚が安い、最終日なら買いたいところ
刺身も安いです、ご飯があれば昼はこれでいいぐらい
2回目はサンパールという観光施設に、ここにもさんさん市という産直売場があったが大したものではありません
このあとの途中からは高速道路が部分開通しているようで一気に宇和島(冒頭写真は高速を降りて市街中心部に向かう途中で高台に見えた闘牛場の円形建物を)に、まずは昼の食事場所の宇和島真珠会館に、こちらでは食事とお土産タイムとなります。
宇和島真珠会館
今や宇和島が最大の真珠生産地
名物らしい鯛めしは珍しい食べ方でまずはその説明があって、言われた手順で間違えなようにだと、普通は炊込みだと思うけどここは生の刺身でこれは初めて、食べて見ればこれもアリですね。
鯛めし御膳
ここの鯛めしは生の刺身をタレで野菜と混ぜて、それをご飯にぶっかけて食べるというもの
小鉢が付いて
名物のジャコ天と味噌汁
今回はバス数台で食事と観光が逆になる二組に分かれていて、我々は食後に伊達博物館の見物となった。伊達というようにここは仙台の分家筋、しかし説明では妾腹ながら政宗の長男で、大阪城に人質で入れられ秀頼と兄弟みたいに育てられ、そのため家康からは家督を継がすことを許されず、仙台藩が約束の100万石を60万石に値切られたこともあって、のちにやっとのことでこちらの領地を与えられたとか、今年はその初代秀宗入部400年だそうだ。仙台は空襲で焼けたこともあってか古いものが残っていないのに、こちらでは政宗書状など多くが保存されていたという内容の展示であった。もう一つホーというのが有名な長野は更埴のアンズ、その木はここから輿入れしたお姫様がふるさとの花をということで持っていったものだそうだ。
伊達博物館
秀宗入部400年の特別展とか
この場所から現存天守閣の宇和島城が真正面に見える