今回の帰りはもう一日あとになるけれど、村上市街のうおやのその日に食べたい惣菜類は無理でも、保冷材に加えて氷も貰えば干物類なら大丈夫と岩船港鮮魚センターにも立寄る。やはりここのマスの一夜干しは美味しいからねぇ、ほかには大イワシやニシンに味醂干しホッケなども、鮮魚はダメでも保冷庫を持っていけば翌日夜に帰って来た時まで氷は残っていたものね。それにしてもここも珍しく閑散としていて、今は観光の端境期なんだねぇ。
岩船港鮮魚センター
このあとは月岡温泉にはまたR7で、こちらの国道は新発田辺りが混むからと村上から直接家に帰るとときは海岸線のR113を走ることが多かったから久しぶり、でも日本海東北自動車道が伸びてからは改善されているんですね。道沿いには道の駅ぐらいしかなくて、神林、胎内、加治川と道の駅のハシゴを、この中では胎内はR7からは外れているのにわざわざ回り道してみたのだが、思いのほか景色がいいところでグッド、胎内川の上流の狭間に飯豊連峰が姿を見せてこういう場所があったのは初めて知った。ここにはアルパカがいる公園はお子様向きらしいが、立派な胎内観音の建物があったり、クアハウスがあったりと時間があればひと遊びできそう、さらに奥に行けば絶好のロケーションのリゾートホテルもあるとパンフレットにあったから、宿泊滞在拠点の候補の一つとして考えてもいいかも。ほかの道の駅では特に目立ってというものが無くて、神林でまだ葉が元気なギョウジャニンニクの鉢があったから地植えしようかと買ったぐらいで、ほかには何も買わずでウロチョロしただけ、目ぼしいものがないのは雪国はこれからが本格的な観光シーズンになるということだろう。
正面に胎内観音のコンクリート造りの門が
胎内川の上流に飯豊連峰が見えて
ナビで新発田市街を抜けることになって、これもこの前の団体ツアーで立寄った市島酒造(冒頭写真も蔵元の建物)の前を通りかかることになり、その時に買った大吟醸が旨かったからまた買って行こうということに。僕が運転するから試飲してもいいよと女房に勧めたら、またいろいろと飲み比べてもやっぱり大吟醸が一番だと、日本酒に関しては僕より女房の方が好きなんですよ。
市島酒造入口側
試飲コーナーの隣で直売
新発田市街からは少し走ったら田園の中に忽然と温泉旅館の建物が集まる光景が見えてきて、ここの発祥は山梨の石和温泉みたいなことだろうと推察される、もともとは石油掘削したところだからその前から温泉観光地だったということはないだろうね。巨大旅館もあって宿の数が多い一大温泉街で、泊まるはずの宿高橋館がなかなか分からず中をグルグル回ってしまったが、数軒の共同駐車場に宿の名前を見つけてやっと到着、他の旅館の陰に隠れていたから見えなかったけれど、奥に深い和風木造旅館でこの温泉地では老舗の部類に入りそうな感じだ。