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国立新美術館で明日の美術を担う作家たちの「DOMANI・明日展」という企画展をやっていると、その案内パンフレットに添えて入場券を2枚貰ったので女房と二人で観に行くことに、この展示芸術家のひとりの母親と女房が友人ということで、これまでも数回ほど地方美術館での単独展示にも出かけたことはあったが、今回は文化庁による新進芸術家海外研修制度修了者たちそれぞれの作品を紹介していて、会場が大きいからさぞかし見ごたえがあるだろうと。冒頭写真はこの企画展のポスターで、今回が第19回目だそうだ。
国立新美術館は初めてでまたご立派な建物を作りましたなぁとビックリ、内部も大きな吹抜け空間に巨大な逆円錐の何か分からない建造物が建ちあがっていて、そのてっぺんにレストランがあるとは、10年前の完成だそうだが バブリーな、それに比べると展示スペースは広さはあるが地味に感じてしまう。作品を一切所有しない美術館で企画展示だけということで、行った日はこれともう一つ書道関連の展示をしていたが、まだ空きスペースがあって全部を埋めるような美術展などあるんでしょうかね。
国立新美術館
右手の上にレストランが、左手には展示スペースが並ぶ
この企画展では新進芸術家ごとに部屋が仕切られていて、分野は絵画だけでなく造形や映像などまで含めていろいろと10人ほどの芸術家の作品が、新進とは前衛的なという意味もあるんでしょうかね、我々ロートルにはチンプンカンプンの芸術もありましたが、全員が文化庁から認められているわけで、分からない方が頭が固いということでしょう。
企画展入口
これまでの派遣地域ごとの人数が
それぞれには経歴などの紹介パネルと本人からの芸術感についてのメッセージが添えられていたが、やはり我々にはよく分からないのもいくつか、女房の友人の娘さんの紹介パネルにも自分の絵画について述べられていたが、芸術家のレベルには凡人は追いつきません、全部を見終わったときにはなんだか疲れてしまったような、こういうのも見慣れて波長を合わせられるようにならないとダメなんでしょうね。
地下にはミュージアムショップがあってこちらには我々が見ても面白いものがいくつかありました、通常の美術館よりも広いスペースを使って内容もいろいろと種類が多くて、買いたいなと思うものあったけどお値段もそれなりで見るだけであったが。
美術館を出たときにはもう1時過ぎで、出てすぐの場所に華商会館というのがあって蒼龍唐玉堂という中華の店がやっていたのですぐ食べようとなった、華商ビルとなれば本場から料理人が来ているのかなとも思ったので。僕が食べた四川麻婆豆腐定食はそれなりに花椒が利いていてまずまずと、女房の方の水餃子と唐揚げ定食はボリュームがあったようで、ご飯の半分は僕が麻婆豆腐にちょうどいいと助け舟、中華は麺料理も含めて選択肢が多いのがいいですな。あとでこの店を調べたら、いろいろな中華のチェーン展開をしている際コーポレーショングループの一つだったんですね、味は安定しているんでしょうな。
1Fに蒼龍唐玉堂が
メニュー看板
四川麻婆豆腐定食
水餃子と唐揚げ定食
最後は六本木駅までの途中にある東京ミッドタウンにも寄道を、六本木に来たのはもう30年以上ぶりだから当然にここも初めて、地下だけをウロチョロしたが巨大複合ビルの中も慣れないとまごつきますな、ここでは三元豚の平田牧場が総菜売り場も設けていたので今晩の夕食にと買ったぐらいで家路に、こういうところでは買うようなものはもうほとんど無い身となっていますから。
東京ミッドタウン