
軽井沢でも8月の下旬から9月前半まで例年よりも涼しい日が続いて、秋も深まった感じとなってきていたが、それが原因か今年の山荘の庭(冒頭写真は半日陰部分)ではホトトギス類の蕾が多く見られて当たり年になりそう、ヤマジノホトトギスはもう終り、この時期は本邦系のホトトギスや黄花の種類が咲き始め、さらに園芸種らしいもののいくつかにも蕾が成長しつつあり、10月にかけて庭の至る所で楽しめそうだ。
ホトトギスは本体だけは毎年各所に見られたるが蕾を付けない株が多かったようで、こんなに多くの花に巡り合えそうなのは初めてのこと、特に黄花は数年前に一度だけ咲いたぐらいなのに、今年はまた復活したものや初めて咲いたものなどもあって、その他も確か初めてという株もいくつかある。ホトトギスは根でも増えるから随分増えていて庭のアチコチに、山荘には定住しているわけではないから見る時期を失してしまったものもあるだろうが、それでも蕾ぐらいでも気が付くはずで、これまで少しの株しか花を咲かせなかったが、やっと定着してくれてこれからは毎年咲くようになりますかな。そうなると種でも増えるだろうから、間引いたり植え替えたりするという嬉しい手間も増えるかもね。
本邦系ホトトギスの蕾と先端が咲き始めたところ、右は花部分を拡大で蜂が入っている
上と同じ種類の別の株、花はやはり先端の方から咲き出したばかり
これはやや形態が違った株で、上部が枝分かれしているのと、葉が茎を巻くような形で、ホトトギスは園芸名など多くの名前が付けられていてよくは分かりません
数年前に一度だけ咲いたことがあった紀伊ジョウロウホトトギスに再び花が、これはかなり大きい株に
紀伊ジョウロウホトトギスの別株で、まだ小さいものだが一つだけ蕾が
タカクマホトトギスはここに地植えして4年ほどだったか、初めて花が
園芸種らしいホトトギス、まだ蕾は小さいが、この種類は各所にあってそれらの多くも蕾がある
ホトトギスだけが突出していてほかの山野草は目立たないがそれでも少しだけは、そして10月以降に咲くだろうものではリンドウやイワシャジンなどの蕾が見えだしてきていて。
シモバシラは下の方にも花が咲き出してきた
アキチョウジは丈夫な植物で増え過ぎ状態になってきている、敷地の端っこにかなりを植え替えました
サラシナショウマはこれでもまだ蕾の状態、もっと白い穂になります
エゾリンドウの蕾、これらは自生していたもの
ホソバリンドウの蕾
ミヤマコンギクだと思われる蕾
イワシャジンの蕾
オマケの写真は草むらに隠れようとしている雉のオスと、ツルヤで売られていた地場ものの松茸、今年は立派な松茸が多いようで豊作かも。
雉の頭が見える
一番左は白っぽいカナダ産、その右の地物では値段差があって中央から右のものが高級品、特に箱入りは立派な松茸で1パックは400g