関東に住むものとしては正月最大のイベントは箱根駅伝ということになる、東京横浜でその直接見物となれば往路もあるけれどそれでは第二走者までの序盤だけ、復路ならば最終盤の走者による優勝争いとシード権争いが見られるからと、ここ数年は日本橋まで出向いて声援をするようになっていて、今年もやっぱり出向くことに、この二日間は初詣で近くの神社に行ったけどやや運動不足、寒いから行かないという女房を残して一人で銀座から日本橋まで敢えて歩いて、1時間前ぐらい前にはいつもの場所で見易い位置を確保しようというつもりで家を出た。
銀座のこの日の11時過ぎはまだガランとしている、店はどうやら昨日の二日からやっているみたいだけど、とにかく車だけは特に少ない。
日本橋近くでも人出はまだ少なかったが、警備の人員は所々で、昼はこの二日間が食べ過ぎ呑み過ぎでいい機会とおにぎり一つで済ませてしまうことに。
12時過ぎからは応援団も位置を確保に、観衆も徐々に集まってきたが、それまではまだ早いからと僕は丸善などに立寄って時間を潰していた。
走者が走る側の歩道だと目の前を走るところだけしか見られないからと、いつも反対側のほうから見物することにしていて、すぐ後ろにおエラさん達の見物席(冒頭写真)があるところなら一等席じゃないかとこの付近で場所を確保、ここからすぐに選手はあと1kmの日本橋を渡っていき、その直後で左手に曲がるところにはテレビカメラも準備しているなどと、ゴール周辺以外ではこの辺りは絶好の場所じゃないでしょうかね。
以前はこの向かいの国分のビルの壁面の大型テレビ画面に駅伝中継の画面が流れていたが、大震災以後は節電ということか昨年までは消されていたのが今回は画面が復活、それなのになぜか中継は全く映さず宣伝画面ばかりとは、近くの見物客ももう国分の缶詰なんぞは買わないぞと憤慨していたが、ある筋から中継放映禁止となっていたとしてもどちらも了見が狭いですぞ。まぁ最近はワンセグで見られるからいいだろうとしても、老人たちはそんなもの持ち合わせない人が多いんだから、僕はラジオ持参ではあったけど。
ヘリコプターも一機現れて。
先導車がやってくる10分ほど前になって赤いコーンの車線規制がズラリと並べられる。
先導のパトカーのあとに中継車の1号車が続き、そのうしろに先頭の走者が走ってきたのは午後1時20分ぐらい。
先導車が
ランナーはあっという間に走り去っていく、こちら側には一般車が通るからその間隙も縫いながらパチリと、これが第1位から第3位までは差があったから余裕があったが、そのあとは次々とやってくるから車が邪魔になることも、特に一斉スタート組が加わってきたら大忙しに、以下はこの場所で見られた見掛けの順番で全選手をなんとかカメラに。このカメラは光学4倍弱ズームで選手は小さく写るだけなので、トリミングしてさらにリサイズ縮小しています。
先頭の東洋大学
同じく東洋大学の後ろ姿
駒澤大学
日本体育大学
青山学院大学
明治大学
帝京大学
見掛け9、10、11位
山梨学院大学
中央学院大学と順天堂大学
日本大学
拓殖大学
東京農業大学
中央大学
大東文化大学、法政大学
大東文化大学
法政大学
国学院大学
国士舘大学
神奈川大学
上武大学
城西大学
東海大学は応援団の前を
競技終了の最後尾のパトカーが過ぎてこの場での観戦は終りとなる、時間は午後1時45分ごろで実質の競技見物時間は25分間ぐらいでしたね、たったそれだけによくぞこれだけの見物客が集まるものだと、冷静に考えたらアキレタと言われそうな仲間に僕も入っているんですよ、初詣も同じくじゃないですかね、でも生物は能力的には大きな無駄があって生きられると、生きているのはその一部だけを使ったに過ぎないともいうものね。
実質観戦時間が25分ほどというのは鶴見中継所で20分遅れは一斉スタートとなるからでこれは毎年同じはず、でも今回の観戦の感想としては1位から2位そして3位までの時間差が大きくて印象としては待ち時間が長く感じられた。こうなるとシード権争いの方が面白いことになったが、これが目の前で見られる順番と一斉スタートの見掛けの順番とは違ってきてどう応援したらいいか分からない、緊迫した場面となる最終走者ぐらいには実際の順番が分かるように伴走車の上などにその順番を掲げてもらえませんかね。
最後尾のパトカーで終了
外での見物で冷えたからとそのあとは三越デパートにだけ立寄って、正月恒例となっている日本の職人「匠の技展」を一回りして、目の保養だけして帰って参りましたです。
ライオンが迎える三越入口