鴨川棚田倶楽部で暑気払いのあった翌日の日曜日には、環八がまだ混まないうちにと朝は6時に我家を出て、女房は何かと用事があるそうで僕だけで月末まで軽井沢で過ごそうかと、とにかく暑い日が続くんで首都圏を逃げ出すことに。やはり道路は順調で9時には山荘に到着、冷蔵庫に入れるものなど荷下ろしを済ませて、10時過ぎには追分で開催中のしなの追分馬子唄道中まつりの見物に。何でも今回が第30回だそうで、僕もかなり最初の方から見物客になっていた部類かも。
最初の頃は神社境内のフリーマーケットに骨董屋も参加していたこともあったのに、その後には業者はダメとなったみたいで、それでも以前は個人でも結構面白いものを出しているのを見つけたことも、それと追分道中の道筋にある骨董屋でも道路沿いにいろいろと並べていたものだが、ここ数年はそういう面白みはかけてしまったようで、普通によく見るような出品だけになってしまったのは残念なこと。でも江戸時代装束での道中行列なんぞはソコソコ楽しそうな催しで、その行列だけでも見てこようかと今回も。
11時の道中行列出発までは多少時間があったので境内や周辺を一回り、やはり今回も昨年同様の目ぼしいもの無し、マンネリ化しています、外からの観光客をもっと集めるような工夫をしないといけませんぞ。今年は東北から大槌町の向川原虎舞という郷土芸能が演じられていて、これだけは目新しくも面白い出し物にはなっていたようだが。
神社前の流れにはワンチャンも、冷たいから子供には人気の遊び場に
大槌町の向川原虎舞
11時少し前には舞台上に今回の道中演技の役者たちが集合しての記念写真撮影があって、いざ出陣と思いきや、そのあとがモタモタ、予定よりも20分以上も遅れての出発は、代官姿の町長の馬がまず現れる。
記念集合写真
町長扮する代官が先頭
代官と神官は白馬に
武士と神官が
花嫁姿が、そのあとにも馬上姿が
いろいろな町人姿で
駕籠かき、誰も載せていませんが
街芸人たち、手前は飴売り
南京玉簾
道中行進は追分の旧道を一往復するだけ、タップリ時間があるのと暑いのとで、途中の旧油やの前庭で一休み、ここでも向川原虎舞のお囃子に乗った演技があって、こちらで見る方が観客が少ない分よく見物できますね。
馬も草を食みながら休憩中
皆さん木陰でヤレヤレと
向川原虎舞、虎の演技のあとの場面、これが何を意味しているかは分かりませんでしたが
そして再出発
花婿もいました
花嫁の後ろには長持ちが、さらに後方には町娘も
こんな面々も
僕は旧油やまでは往復してこのあとはもういいかと、何も散財することなく帰ってまいりました、売上には貢献せずでゴメンナサイ。