ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

大和骨董市に来たのは十年以上ぶりかな

2017-02-23 17:37:54 | 街めぐり

  毎月の第3土曜日は大和骨董市があって首都圏でも大規模な市、我家からは1時間弱で行ける場所であるがあまり縁が無くて20年前に一回だけ行ったことがあったぐらい。それが今月の開催日は僕も用は無かったが女房が珍しく行ってみようというので、骨董市を冷やかしたあとは、あまり土地勘はないところだが昼をどこかで食べて帰ってくるかと、最近は出物はあまりないだろうけれど僕も好き者だからね。

 昼を食べて帰ろうと思っていたのでやや早めに家を出たつもりだが、10時頃に来てみたらもう駅を挟む公園風通路の会場内は人がいっぱい、好き者がまだこんなに多いんだと驚くほど、特にオバチャン連中が多いですねぇ、古布を自前でリメイク誂えしたらしく、その作りを競っているような、それとこんな場所でも外人さんも多いです、それで肝心のお値段の方はやや高めという印象でしたな。

 冒頭写真は駅ビルですが、駅を出ればすぐに骨董市会場が現れます、駅から離れた場所は整然と業者が配されていたが、駅周辺の配置はゴチャゴチャで分かりにくいのだけは難点です。この日の人出を目当てにJAの直売所なども駅近くに出ていたり、中古品の1000円均一という業者のゾーンなども、総じて高級品を扱う業者は少ないようでしたね、その割には触手が動かない値付けに買おうというものがほとんど見当たらない、こういうことも珍しくてあまり僕の好みとは合わない骨董市かも。

               駅前から

               

               反対側の駅前から

                 雛祭りを控えてやはりこういうものが多めだったような、時期的にも高めとなっています

 ということで結局買ったのは鉄砲狐という土人形だけを来たからには一つぐらいはと、お稲荷さんを我が家にお迎えすることとなりました。雌雄らしく眼の描き方を変えていて、髭は実に繊細な細い線描きがどちらにも、新品じゃないところとこの描き分けが面白くて、特に右側の顔立ちが雌狐らしいですよね。ネットで調べたら今戸焼で今でも作っているらしい、でもこれよりもフックラした造りで描き方も太めの線で、雌雄の違いは髭の有無で表現しているみたい、上野や浅草のお稲荷さんで授与されるとあった。

                         形状全体が鉄砲玉に似ているからの命名とか

                    顔立ちを変えているのが面白い、雄狐は睨んでいるような、雌狐は微笑んでいますかね

 一緒に行った女房は相変わらず古布の端切などを、パッチワークやランチョンマットなどにするそうだ。それと安いアクセサリー類を見つけると買いたくなるのが女性の本性ですかね、こういうガラクタのアクセサリーはいくつもため込んでいるだけで身に着けることはほとんどないでしょうに。もう身の回りの整理を始めないととか日ごろ言っているのに、お互いに性懲りない面々ではありますなぁ。

                    端切と帯地を

                        四つ全部で500円だったそうだ

 昼を食べるのに土地勘が無くて、昭和通リという看板が見えたので入って行ったが食事処はあまりない、鍵の手の通りの先まで抜けたところに中華料理店をやっと見つけてヤレヤレと。店内は結構キャパシティがある店だったが1時ぐらいだったのでそれほど待たずに料理が食べられた、街の中華屋さんの味で安くてボリュームがあるという内容、餃子は余分だったぐらいの量がある定食ランチでした。

                      

                ニラレバー炒め

                油淋鳥

                     餃子は大き目

 骨董市通り側にも店を開けていたパン屋さんで、女房が試食して美味しかったと最後に買って帰ることに、やはり女性陣はファッションとスイーツでしたね、それにしても途中にあった八百屋も女房が安いと、骨董市値段とは違って大和の商店の値段は良心的なようでしたよ。

              ベルベというパン屋

          初めて見るスイーツだそうだ


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