ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

我家の年末年始は夫婦二人だけだからこんな具合でささやかに

2010-01-02 11:03:09 | その他

 大晦日と元旦はお休みさせてもらいましたが、その間の我家でも世間様同様に年越しと新年の迎えを、ということで普段とは少しだけ意識して過しますが、二人だけだからあくまでもささやかに。

 大晦日はもうほとんど何もやることが無くてテレビを見たりしてゴロゴロして、午後3時になっておもむろに年越蕎麦の手打の準備を始める。こちらの自宅でも軽井沢でも蕎麦打道具は揃っているのに打つのはどちらでも一回ずつ程度、道具が泣いているなぁと。特に1尺5寸の捏鉢は群馬の秘境上野村で購入した手彫りの欅鉢に摺漆を施した立派なものなのです。なのに年に一回だけとなる手打の年越蕎麦、粉は7月に出かけた木島平の農産物直売所だ買った打粉も揃っている便利な500gセットで冷蔵庫で保存しておいたもの。完全密閉したビニール袋入りで心配した劣化はなさそう、毎月一回の蕎麦道場の粉よりやや黒っぽい田舎風で、水廻ししているうちに香りが立ってきた。

 

 これに今晩は鴨鍋を準備して、食べ終わった汁に返しを足して蕎麦汁にという趣向、これを紅白歌合戦を見ながらワインを楽しんだあとの〆にする。やはり田舎風の方がいろいろな味が複合した感じで、鴨の風味が出た汁に合っていたと自己満足、いや結構でした。それにしても紅白で初めて見る顔ぶれや歌が多いのは自分だけですかね。

    

 明けて元旦はこの朝一日だけがお雑煮、昨年と同じく年に一度だけ塗椀が登場となり、今年はそれにお屠蘇のためにも塗り器も用意された。お節料理は筑前煮だけは我家で作るものの、ほかはほとんどが出来合いものばかり、僕があまりこういうものを食べないから。筑前煮を入れた大鉢は今年も色絵の伊万里、お盆はお目出度い柄ながらプラスチック製の安物、でもこれだけ並べたらお正月らしくなったでしょう。

 

 それにダイニングテーブルの横の食器棚の間がメインの飾棚になっていて、ここに冒頭写真の正月飾を並べて松の内は華やかに。こうやってみるとここ数年の正月は毎年変らないなぁ。変らないものは初詣も、ここ10年以上は旧駒林村の村社に出向く。昔は午前中にお参りに行くと神主さんが幣帛を振ってくれたのだが、ここ数年は椅子だけが置いてあるものの姿は見えない。今年は注連縄もビニール製となっていて時代の変化を感じるなぁ。そういえば今年の初詣客の人数は境内入口の階段まで続くという多さには驚く。町内は1~6丁目まであって、公営団地の大型立替やマンション建設も進んで住民の数も相当に増えているのでしょう。

    

 駅も市営地下鉄が開通したしもうひとつの東京メトロも発着するようになったしで、通勤客で益々混雑しているのだろうけれど、リタイアした僕には関係ないことです、なんてうそぶきながらダラダラとまたこの一年を過すことになるのだろうね。これ箱根駅伝を見ながら書いています、ただ走るだけの実況中継をよくも長々と見るもんですねぇ。


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