ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

信州滞在中は温泉三昧を

2018-10-11 12:01:11 | 信州日記

  信州滞在中は三日と空けずに温泉に入ります、そのため山荘の風呂には僕はほとんど入りませんが、女房は温泉を利用した日も寝る前に山荘でもということがままあって、せっかく温泉成分が体に付着しているのに流し落としてしまうのは勿体ないのではと。東信地区の温泉はほとんどがナトリウムー塩化物線、その濃度やPH値などの違いはあるものの似たような泉質、上田方面まで行けば硫黄泉となって僕は好きなのだがこの夏はあまり行けませんでしたが、いずれにしても眺めのいい温泉がいいですよねぇ。

 上田の西は青木村にある田沢温泉の共同浴場の有乳湯、ここは僕が東信地区では一番の泉質だとお気に入りの湯、源泉かけ流しの豊富な湯が浴槽からあふれ出ています、泉質は単純硫黄泉の高アルカリの湯、何よりも鮮度抜群の湯で肌にビッシリと小さな気泡が纏わりついてくる、この気泡の成分は管理人も分からないとか、湯温は42℃というが感じは40℃ソコソコぐらいという柔らかい湯にジックリ浸かります、共同湯なので内風呂だけですが200円という料金は素晴らしい、ここの湯は飲泉したり、料理に使ってもいいそうだ。

                     

                           

 この夏に発地地区にオープンしたばかりのレ・グラン軽井沢というホテルに併設の温泉施設の八風の湯、出来立てに早速にもと、まだあまり知られていないからか空いていましたが、立派な内風呂に広い露天風呂そしてサウナと一通り揃っていて独り占めしたような気分で。泉質は中性のナトリウムー塩化物炭酸水素塩泉、周囲の造園などが馴染んできたらいい雰囲気の温泉になると思いますよ。

                    

                           

 町営施設の木もれ陽の里にある健康増進部門には茅野の芹沢温泉から運んでいるという温泉施設もあって、内湯とサウナがあります、泉質は成分表示はないがアルカリ性のおそらく単純泉で湯上りは肌がサラリとする湯、入浴料金は公営なので300円と安いので、月曜休館、土日は午後5時までで金曜は湯の入れ替えで3時までというお役所仕事なのは我慢しましょう。

                    

                           

 東御市は旧北御牧村にある御牧の湯、何年か前に建て替えられて規模は縮小されましたがこぎれいな施設に。浅間連峰が見えるロケーションなのですが露天を含めて湯船に浸かっていると見えないのがちょっとばかり残念、サウナは熱めでしたね、泉質は弱アルカリのナトリウムー塩化物泉で東信地区では一般的な湯です。農産物直売所もあって、こちらはみまき豆腐の地元なので置いてあります、またその大豆を使うという醤油も評判がいいようです。食事なら別棟に和風レストランがあります。

                    

                            

 同じく旧北御牧村の高原の八重原地区にある観光複合施設が点在する中にあるアートヴィレッジ明神館、こちらは宿泊施設とレストランもあるオシャレな建物に数年前に造り替えられました。泉質は弱アルカリのナトリウム・カルシウムー塩化物泉で東信地区ではやや濃いめ、ここの売りは何と言っても露天に浸かって眺められる雄大な浅間連峰で、湯が流れ落ちる前方の湯船の設計が邪魔するものがなくていいですねぇ、ただしサウナがないのだけは残念ですが。またこちらで食べられるランチはなかなかなものです。

                    

                          

 長門牧場に行った帰りによく利用するのが立科町にある権現の湯、何でも揃う一般的な日帰り温泉施設となっていますがカラオケができるというのがユニーク、こちらも浅間連峰が眺められるのですが湯船に浸かっては植木などが邪魔に、露天はもっと開放的にしてもよかったのではと。泉質は弱アルカリのナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉でやや濃いめなのと硫酸塩がかなりあるのがいい、ただ湯温は僕にはやや高めではある。この秋に大規模リニューアルするという、それに伴って料金は400円というのが珍しかったのに500円になるそうだ。

                    

                            

 第二駐車場に木陰があるので犬を車におけるからとよく利用するのが旧浅科村にある穂の香乃湯、こちらも一般的な日帰り施設で地元客の老人たちはノンビリ長逗留を楽しんでいるようです。田園地帯のちょっとした高台にあるだけなので眺望の点ではやや見劣りするかも、泉質は弱アルカリのナトリウム・カルシウムー塩化物泉のサラリとした湯で加温しているはずです、ただここのサウナは小さいですが熱いです、内湯よりも滝の打たせ湯ができる広い露天が売りみたいですね。

                    

                            

 この夏は長期に渡り大規模リニューアルであぐりの湯が休館していたので、代わりにこちらにと賑わっていたようなのが旧国民宿舎だった布引温泉こもろという払い下げられた施設、こちらにはサウナはありませんが露天からは浅間山が真正面に眺められます。泉質は弱アルカリのナトリウムー塩化泉であぐりの湯はこちらから引き湯しているんじゃないかな、加温しているはずで源泉と思われる湯口からの湯は体温より少し低くて、そこで湯を受けていれば長湯できましたよ。

                    

                              

 東御の高台にはいくつかのワイナリーができて元気が出てきているようですが、その南端にあるのが日帰り温泉施設の湯楽館、併設で地ビールレストランと農産物直売所などがあります、こちらは南面していて蓼科山の眺めが売り、また冬場の天気がいい日には富士山も見えるとか。泉質は弱アルカリのナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉で内湯にはジャグジーなどいくつかの浴槽が、ただ露天はやや小さめで蓼科山を遮るように岩を置いているのが設計ミスじゃないかと、敷地は広いから改造したらいいのにね。

                     

                           

 8月のリニューアルオープン直後にはあぐりの湯に、何でも配管類を全部取り換えたらしいが館内はそれほどは変わっていなかったようだ。こちらはJA関連の運営での大型の日帰り温泉施設、高台なので手前眼下の千曲川沿いから真正面に仰ぐ浅間山までの雄大な眺めが素晴らしい温泉で人気があります。泉質は布引温泉で同じなのでナトリウムー塩化泉、ここの湯温設定は内湯は高低の2浴槽と露天はややぬるめというのが僕にはうれしい、以前に打たせ湯で使用禁止となっていた場所が寝湯となって源泉らしくなっていたほかジャグジーバスなど種類もいくつか、またサウナではガラスで景色が眺められるのもいいですね。

                  

                                                            

 この夏はあまりにも暑くて遠出をしなかったので東信地区だけでした、同じ温泉にということが多くなりましたが、信州では強酸性などの強烈な温泉はないので湯あたりすることもなく、返ってしみじみと湯に浸かれるというものです。


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