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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

会津山形路の旅  四日目

2008-11-04 11:38:39 | 旅日記

<四日目>

 この朝は何故か6時半まで寝過ごして、あわてて朝市に向い骨董屋の親父に会う。宿に戻って朝風呂、今回はころあいの温度で水で薄めることもなくなんて初めて、美味しい朝食を食べて9時前に出発。すぐ近くの道の駅しゃりんで時間を取ったから鼠ケ関海岸の流木拾いは止めて朝日村の道の駅まで直行し農産物を買い、嵐山光三郎一押しの越後村上うおやに初めて立ち寄り、岩船港鮮魚センターにも回って帰路につく。海岸沿い道路から新潟バイパスに入り関越道に。見附ICで降りて栃尾で遅めの昼食をとり名物の油揚を購入し、紅葉の一般道の峠越えで小出ICで再び関越道に乗って、途中の谷川SAで水汲み休憩だけしてほぼ順調に走って夕刻7時過ぎに我家に帰り着く。

・温海朝市の骨董屋

 ここの朝市は綺麗な施設にしてからは朝市ではなく早朝商店だと悪口も聞かれるようで、道路沿いの露天で地場のものという雰囲気がないのが欠点、でも一軒だけある名物親父の骨董店はもう閉める止めると言って数年になるがまだやっているかと心配で、女房は行かないというので一人で出かけた。この時間でももう歳の親父はやや遅れて店に出て来た、ヤァヤァ久しぶり、まだ元気じゃないかと、でももう85歳になるから今年一杯などと今度も言うのにもっと頑張れと声援。もう新たな品物は注文があったら入れるだけで車庫に残っているものだけここに出しているとかで土人形が多くなっていた。儲けのカスだからと大きな天神様と小振りな猿回し人形をタダでくれるのにはマイッタ、脇にあった明治の手描小皿が1枚100円というので10枚購入、それに連添いのお婆さんが売っている昆布を買って、また今度来るまで続けてねと分かれる。

     

・道の駅 しゃりん

 宿からすぐの道の駅は何周年かの記念祭りとかでいつもの海産物売店のほかにも地元物産直売のテントが出ている。この土日はヘリコプター遊覧飛行や子供達の念珠関太鼓などとイベントも賑やかにやっているようだ。原木ナメコがあまりにも安いので一袋買ったが、収穫したばかりのアツミカブは漬け方が分からないから止めておいた。

     

・朝日村道の駅 まほろば

 昔は土日祝だけだったのが常設店舗ができて毎日開いている農産物直場所には必ず立寄る。この季節はトウガラシを藁で編み連ねた魔除と天然キノコは是非買っておきましょう。今年は天然マイタケが無く、肘折朝市のオバチャン達の中にも無かったのは残念でした。この道の駅には温泉施設もあるし、昨年移築していたマタギの家も完成してうまく活用できるようになるでしょうか。

・越後村上うおや

 ナビに従って村上市内中心部の古い町並み、道路整備している中に残る商店街にその名もズバリのうおやがある。店の奥には数人が並んで魚を捌いているのが圧巻、鮮魚だけでなく干物は当然として焼魚、調理加工品などが並べられている。有名な塩引鮭や酒浸しなどや味噌、醤油に藻塩なども置いてある。今晩のおかずにと焼ハタハタや〆サバ、タコとイカと大根おろしの酢の物など買い込めばハタハタなどおまけ付き、それに昨年漬けたという塩引鮭のカマまでサービスに県外からの初めての客には誰にもこうするのでしょうか。これらのおかずを帰宅後に食べたらスコブル付きの旨さにこの旅行の立寄り先がまた増えてしまいましたねぇ。お歳暮などインターネット注文もできるようだから使えますね。

     

・岩船港鮮魚センター

  ここではマスの一夜干しは必ず買いましょう、鮭よりこちらの方が脂があって旨いの何の。昔は鮮魚も買って帰ってから捌いて食べてもいましたがもう大変だから止めて、干物類だけにしておきました。

      

amicoと栃尾の油揚

 昼食に和食のらく味にと午後2時前に立寄れば貸切が入っていると断られ昨年に続きまたもや空振り。それでこれも空振り続きの油揚の有名店一之渡戸屋にもしやと回ってみればその手前の昔の洋食池田屋がイタリ食堂amicoという店名になって再会している。2時少し過ぎながら中に入れ、パスタとピザを頼む。特にピザ用薪窯はタイル貼りの小奇麗なものを厨房の見える場所に新しく作ってあり、焼きあがったピザは確かに美味しい。帰り際に聞いてみると池田屋は親父が亡くなって修行から戻ってきて手伝っていた息子二人は東京に出て行ったとかで想像通りでしたね。この日は一之渡戸屋はお休み、名の売れた店は本日売切れの掲示貼紙、でもやたらに油揚屋が多い町だから何処かで必ず買える。町内の店の油揚は共通160円/枚のようだが、道の駅の中の屋台車で揚立てを食べさせている店は持帰り販売用は150円と少しばかり安くしていたのはご愛嬌、味の差は分かりません。

 この季節の3泊4日の会津山形路から新潟へのほぼ同じコースの大回り駈足旅行はもう何年か続けている。以前は村上で〆張鶴、栃尾では景虎を買い求めてきたものだが、近くにプレミアム無しで買える酒屋を見つけたので必要なくなりました。最近、女房が古布を使った吊るし雛を習い始めたこともあって、3月から4月初めに開催されているという庄内雛街道と村上の雛見物を来年はしたいわと言われているんですよ。


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