ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

笠間 匠のまつり

2008-11-05 10:24:26 | 旅日記

 3連休の中間で、お天気が良さそうだし帰りの高速はまだ混まないだろうと、朝食を済まして急に数年ぶりとなる笠間の匠のまつり見物に行ってみた。8時半と遅めの出発ながら順調に岩間ICで降りて、10時過ぎにはこの季節の女房のお目当て栗の家に立寄る。

 ここは土日のみの営業で栗菓子が美味しいのだが、駐車場はもうかなり入っているのにはこんなのは初めてとビックリ。古民家作りの店内は栗菓子を買う客が列をなしているものの喫茶はまだ座れるのにほっとして席につく。コーヒーとモンブランのセットを頼めばここのケーキはスポンジの部分など全く無くて、中津川の栗きんとんのモンブラン版というもの。昔はこんなに混雑していなかったけれど、ここの裏庭では毎月第三日曜日に骨董市も開かれていて有名になっているようです、でも車NOからは地元客がほとんどらしかったですが。

                      栗の家

                         モンブラン

 11時には芸術の丘公園の駐車場に入っていざ匠のまつり会場に。この祭はもちろん笠間焼がメインなのですが、日本の花崗岩の最高級品だった稲田石の産地でもあるのでストーンフェスティバルも兼ねていて、さらに地元産品のテントも並ぶ。昔はここの同一会場で骨董屋も混じっていて面白かったのだが、今は笠間稲荷神社近くの空地に隔離されたようになっているのが不便だし残念、何でも一緒だと骨董の方が売行きがよくてやっかまれたんだそうだ。もう僕らは買うものも無くてつまらないねなどと話しながら回れば、それでも見るだけでも楽しいわとは女房の弁。昼から中央ステージでオークションが始まり、お値段の様子を見ると昔より高い値付けで、この不景気にと不思議な気分、もっと安いところで止めればいいのにね。昼は食と器のコラボなる催しで焼おにぎりセットがお皿付で200円というのをやっていてそれで済ましてしまいました。笠間焼の大家達の作品はこの会場ではありませんから、それらは工芸の丘にある物産館の奥のショールームで吟味しましょう。笠間焼ってこれだという特徴が無いから多種多様で、それが楽しいし訳だし、益子と並んで外人作家も多いようだ。

 

                       匠のまつり会場

                          焼おにぎりセット

 

 このあと第二会場の我楽多市と名付けた骨董市のほうにも回ってみましたが、出店は50店弱、今回はどの業者も同じような品揃えでこれといったものは見付かりませんでした。昔みたいに同じ会場で混在させてやってもらいたいですねぇ。

 午後3時過ぎに帰路につき、予想通りに高速はそんなには混まず、箱崎両国手前で少しだけとまずまずで夕刻6時前に帰宅できヤレヤレでした。この時期にはお隣の益子でも秋の陶器市をやって賑わっているので、早めに出かけて両方をハシゴする手もありますよ。


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