この時期の我家の庭ではホトトギスが唯一盛り状態で、ただ外で咲かせているだけでは勿体ないと、身近に活けて楽しむのにはいい花だからといくつかの花器を使っていろいろな場所に、ちょうど小さな赤い実を付けているジュズサンゴも玄関先の鉢花壇で繁茂していたので、これら二種類を混ぜて和風な感じに活けてみた。このホトトギスは台湾系のものだと思うが花は山野草らしくて、ジュズサンゴのほうはアフリカ原産というが花は地味だがこの赤い実がいい、こちらは丈夫な植物で増えること増えること、鉢で育てると大きくはならないけれどアチコチに落ちた実から芽が出てきて、最近は間引いているぐらいだから特に切花にいいとばかりに。
いずれも女房が花器との組合せを考えて飾ったものです、冒頭写真は玄関脇の飾り台に青磁の花瓶を使って、これはちょっとばかり花瓶のほうが勝ち気味ですか。
以下は居間と食卓周りに小さめの花器を使って楚々とした感じに、ホトトギスは蕾がこれからも咲いてくるから1週間ぐらいこのままでは楽しめるはずです。
階段箪笥に、徳利型花瓶で
丸テーブルの中央に、虎の目竹籠を使って
造りつけ食器棚の甲板の上に縦長の花籠で
食卓テーブルでは自作の小さな桶型小鉢に
秋の設えとしてなかなかによろしいと、室内にてもいつも小さな秋見つけた気分になりますなぁ。