ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

今のところどう活用しようかと思案している古布をいくつか

2009-12-01 09:57:56 | 工芸絵画骨董

 古布でも傷みがひどくてボロみたいに使い道が無いようなものは買わないが、しっかりとした布でちょっとばかり珍しいものを見つけた際には、何かに再利用できるかもとついつい買ってしまったものがある。

 まず冒頭写真は得体が知れないような古布でしょう、これ裂織を使った夜具なんです。下にある裏側の様子を見てもらえば分かるように、裏地には身体を入れる穴が空いていて現役で使っていたものが残っていた。もうこんなものを使うことは無いはずだからどの時代のものだろう。着物幅のものを縫い合わせてかなり大きい寝袋に仕立てているから、これをばらすのがちょっとばかり惜しい気がする。でもタペストリーにはなりそうもないし、大きいままに活用するのは難しそう。

                       

 

 次は5月端午の節句に鯉のぼりとともに飾る武者絵の幟があるが、これは今でも田舎では何本も立てられた豪華な幟飾りに見ることもできる。何でこれをというと家紋が我家と同じだったからと、至って単純な理由で購入。これだけ長いと掛けて飾る場所がないからどうしたものかと。最近はリメイクした洋服にこういうものを時たま使っているのを見ることがあるが、これも切っちゃうしかないかなぁ。

                           

 もう一つは日本三古布に数えられるシナ織、これもバッグや帽子に仕立てるとなかなかのお値段になるはずだが、素人としてはこの長さを活用して何か作れないかと。女房に頼んでこれにアイヌ刺繍をしてもらったらいいかもね。

                             

 いずれにしてもこのままでは宝の持ち腐れ、旨い使い方を考えなくちゃね。


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