ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

女房が蒲田のユザワヤに行くというので金魚の糞で

2012-11-11 18:23:45 | 街めぐり

 女房がアイヌ刺繍に使う生地を買いに蒲田のユザワヤ本店に行くというので、いつもヒマなる僕も二人で外食するのもいいかと一緒に出掛けることに、すなわち金魚の糞というわけだけど、横浜の我家にいると信州滞在中みたいには出歩く機会は少なくなるから、こういったちょっとした機会でも動かないとイカンかなという気になるんですよ。冒頭写真はユザワヤで、これまでの本館だった所のビルは閉鎖となって、これまで別館扱いだったほうの三つのビルが改装されてすべてが集約されていたようだ。現在は駅ビルも耐震補強工事とかで、これらは東日本大震災の影響でしょうかね。

 11時に家を出て蒲田には11時半に、まずはサラリーマンなどで混まないうちに昼を食べておこうということで、繁華街からは外れるが変ったわんたんが美味しいという上海わんたんという店に向かう。これまでは蒲田の中華三兄弟というような歓迎、尓好、金春のどれかだったから今回は別の店にしてみようかということで、女房がこんな方にあるのなんて心配しているのを構わずに住宅街の中に進んでいけば、まもなくで店の看板が目に入ってきて迷わずに到着できた。来てみたら小さな店で席数はカウンターで4席のみに先客は一人だけが、というのは運が良かったと間もなくで分かった、すぐ後からはもう一人が入ってきて満席、そのあとは何人かが外で待つこととなった。料理はここの奥さんが作っているようで、サービス係りのオヤジさんは丁寧な言葉づかいでちょっとばかり素人っぽさが残っているのがホンワカムードでよろしいなと。とにかくメインは店の名前となっている上海わんたんだけ、副菜は春巻きのみ、あとはおつまみメニューが少しだけというのもお見事な潔さと、元々が商売人じゃない夫婦二人だけで、無理せずということでこんなに少ないメニューと席数でやっているんだと思う。

 わんたんにはエビとシイタケの二種類があって、そのミックスとの3メニューのみで二人ともに初めてだからとミックスを注文、それだけだと少ないんじゃないかと春巻きも一つずつを、さて出てきた上海わんたんなるものは普通のワンタンとは大きさや形が全く違うもので、鶏でとったらしい少し白っぽく濁ったスープの中に刻み葱と共に見えた8個のわんたんは、ちょっとした小型小籠包に衣が付いたといった体ではないか。これなら女性はわんたんだけでもいいかなというボリューム。スープはやや塩気は控えめであるが美味しい、そして一口では食べきれないわんたんは味がジワッと口に広がって旨いですねぇ、この味とスープはマッチするわけだ。最初は不安視していた女房もこの味には大満足だと、それで中身の違いでの好みを訊いたらエビのほうが好きだそうだが、僕はシイタケの香りがシッカリ感じられるほうに軍配を、値段はシイタケのほうが安いんだけどこの風味は僕好みで、僕はよろず安上がりに出来ているということかね。春巻きは皮がとても薄くてパリパリ、中の具にはトロミを付けているらしく我家で女房が作るものよりやはり本場の味でしょう、このトロミはなんともいい感じでこちらも美味しい。最後に入店した青年はビールとつまみメニューに春巻き、わんたんと食べて我々よりも早く食べ終わって出て行っってしまって、ぼくも営業に協力をとガツガツ食べてスープも全部平らげたら、いつもは女房よりも遅いはずなのにかなり早くに食べ終わってしまって、あとで女房には焦らされたと逆に怒られてしまったぞ。家では茹でるだけでいいらしいから、席待ちするより持ち帰りというのも選択肢になりますな。冷凍も可能というから次回は買って帰るとしましょうか。

                             

                             

                             

 昼を食べた後は女房はユザワヤに、僕はそちら方面にはあとで合流するよとJR蒲田駅の周辺をブラブラと、そんな途中でオヤッと思っていかにも蒲田だなというような写真を撮ったものをいくつか。

 飼い猫では家から出さないというのは聞いたことはあるが、上海ワンタンの近くの路地には長い綱で日向ぼっこしている猫が、カメラを向けたらシッポを振ってはいるが面倒そうな顔つき、のどかな下町の昼下がりといったところである。

                           

 JRの南側の川沿いにはペットボトルを利用した鉢にパンジーがズラッと並んでいて、地元中学生たちが街の美化にとやっているとあった。まだ花は少ないが春には育って毀れるように咲いてくれるといいね。

                        

 JRの北側の一郭にあった中華屋さん、写真ではよく見えないが店の向かって左のガラス戸には羽根つき餃子100円とあった、この値段でどんなものかと興味を惹かれたぞ。蒲田は中華屋が多くてどこも安いですなぁ、我家の近くにもこういう店ができないかなぁ。

                        

 この前の朝の連続ドラマ梅ちゃん先生の中の食堂をチャッカリぶんどっちゃったみたいで、まさしく同じ名前の看板を掲げる店が、確かにそんな雰囲気を感じさせるから許せるか。昼時にはサラリーマンで繁盛しているみたいであった。

                        

 そんなこんなの2時間弱、街歩きはいつもながら楽しいね。


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