
夏本番の8月ともなれば我が山荘の庭にも、またもや草花がいくつか咲き出してきて、目を楽しませてくれるようになってきた。今日は台風余波で当然に雨で涼しいけれど、数日前までは日射が強くて軽井沢でも30℃を超える暑さに肌がチリチリしたぐらいで、土も乾ききっていたけどこれで一息ついたかも。8月になってから浅間山は上部が雲に隠れていることが多くて、キレイに見えたのは二日間だけ、天気が良くても夏にはこういうこともあるんですね、冒頭写真は浅間山がキレイに見えた日の僕が定点ポイントにしている場所からの写真、この写真がこれまでと違っているのが一番右にあったはずの石像が無いこと、可哀そうに後に転がされていました、誰が罪作りなことを。
夏場は春みたいには花の種類は多くはないものの、日当たりのいい場所ではより大型の植物に花がいくつか、それとは対照的に小さな草花も少しだけは木陰中心に頑張ってくれています、例外は日当たりで小さく咲くネジバナぐらいかな、そんな山荘の庭に今咲いている草花の写真をを以下に。
エゾカワラナデシコはピンクのものは終わっていて、遅れて白花の方が今が盛り、と思っていたら小さい一株だけ更に遅れて咲き、そこに一輪だけピンクの花を。
前回アップの時には咲き始めで花の数が少なかったイワタバコに沢山の花が、昨年地植えした木陰となる奥まった場所が気に入ってくれたみたい。
数年間咲くことが無かったユウスゲ(この地ではアサマキスゲともいう)が昨年から咲き始め、今年は一つの花茎にもっと多くの蕾を付けてきている。このはなは夕方から開き始め、翌朝には萎んでしまう。
翌朝にはこんな風に萎れて
ヤマユリも一輪だけ咲いてくれた、この花は香りもいいんですよ。
ノカンゾウは丈夫なもので、乾燥した場所でも全くへこたれずに茂って花を咲かす、道路際の場所で手間いらずでホッタラカシだが株は大きくなってきた、あまり増えてきたら間引かないと。
背丈は30~50cmぐらいになるユウゼンギク、横に根を伸ばして増えるので適当に株分けしているので各所で咲いている。山野草の邪魔にならないようには気を付けてはいるが。
芝生の場所に数ヶ所でこの時期に咲き出すネジバナ、なるべく芝生の場所でも端っこに植えてあって、芝刈り時に刈らないようにも気を付けている。
フシグロセンノウも毎年花を咲かせる、半日陰の場所で育っているのだが、この色は目立つから周囲でも野生のものはあまり見かけなくなった。
レンゲショウマは咲き始めたばかり、これは半日陰の場所でも大きく花茎を伸ばしてくる、木陰では他を圧倒する存在だ。
キキョウは周囲よりも遅れて咲き出した、肥料が足りないのかも、うちのはヒョロリとひ弱な感じの株が多くて花の数も少ない、場所が近いナデシコもひ弱だから来年はもっと肥料を与えてみようかと。
こちらも半日陰で毎年花を咲かせるギボウシで、植物園で訊いたらコバギボウシとか、オオバギボウシに対しての名前みたいですね。周囲ではオオバギボウシの花はたくさん見かけるが、それらはやや色があっても白っぽい花だが、こちらはずっと色が濃い花を付ける。
周辺ではウバユリの花が至る所で、そして秋の花のユウガギクも咲き始めたようだ、お盆を過ぎれば植物にはもう秋ということになりますね。