お盆前の7日(木曜日)には、軽井沢植物園でフジバカマとムクゲの苗を無料配布するというので、開園の9時直前にはその配布を目的のご同輩たちの行列に加わったが、今回の最初はそんな人数でもなかったみたい。第一陣がまずは苗の配布を受けて、そのあと園内の花を見終わって出てきたら、まだ苗は残っていますかと聞きながら入場料金を払っている人がいて、残っててヨカッタと言いつつ門(冒頭写真は植物園入口)を通って行きましたよ。
植物園での苗配布は毎年やっているようだが、いつもは草花の苗で今回は樹木のムクゲがあるというのが珍しい、皆さん最初に配布場所までゾロゾロと、昨年も配布したフジバカマは掘り出しつつ袋に入れてもらい、ムクゲはビニル鉢で育てたものが用意され、各自に二種類ずつとはサービス満点ですなぁ。
配布場所で
家に持ち帰った苗、その日のうちに庭に植えて、すぐに台風余波で雨となってちょうど良かった
貰った苗の袋を手にしてそのあとは園内のメインコースを一回り、夏の草花が今は盛りとか、軽井沢の草原地帯を模した場所では背が伸びた草叢となっていて、キキョウやオミナエシ、アサマキスゲ、マツムシソウなどにヤマユリも混じって、こういうお花畑状態が昔は普通に見られたんでしょうかね。
セリモドキ、キクイモモドキ、アサマキスゲ
キキョウ、ユウガギク
キキョウ、クサキョウチクトウ
今咲いている花の写真パネル
この日の7日は追分の油やの庭ではレトロ市が開催中だからと、このあと直接そちらにも廻ってみた。業者数は昨年よりも少しだけだけど増えたみたい、でもまだスペースの余裕はありますな、昨年は10月までだったが今年は11月まで開催するという。油や文化磁場がオープンする10時ぐらいになったら、やはり8月ともなればかなり客が入り賑わってきたようですよ。
もう最近は冷やかすだけで、よっぽどバカ安なものしか買わないから、三桁で買える民芸郷土玩具などを探したのだが今回は見つからない、その中で福助の木彫が2業者の台で鎮座、陶器は多いけれど木彫りは少ないと、そのうちの一つは堅木で陶器とは違う扁平な姿で面白いが高い、それで陶器に似せた針葉樹の木彫りのほうを、煤で黒くなっていることもいいなと。これは山荘の神棚に設定した場所に飾りましょう。
追分レトロ市
小さな木彫りの福助
10時からオープンした油や文化磁場では、一室でアイヌ刺繍の個展をやっているという案内ポスター看板があって、習っている女房はこれが見たかったんですね。作品数は少なく小さな作品がほとんど、これなら自分も出来るとは女房の弁、でも部分的にアイヌ刺繍をあしらった現代の洋服はこういうのもいいと、参考にはなったようですよ。レトロ市にも出店している昨年ねこぽぽテラス(前半、後半)で知り合った女性が、初めての個展だそうですよ、女房が習っている先生はあこがれの存在という話でしたよと、でも僕が見たところ丁寧な仕事をする人でしたね。
油や文化磁場
この時の催し案内、一番下にアイヌ刺繍のポスターが
アイヌ刺繍展