軽井沢は昼過ぎまでで予定完了、昼食はスーパーの弁当を車中で食べることにして山を下りることに、宿がある上野村には直行すれば3時頃には到着とナビが教えるので、途中で何かあれば寄り道しながらのつもりだったが、田舎道を只々走ることになって新緑のパッチワークだけが見事なというだけのドライブとなった、宿は20年ぐらい前には数年続けてこの時期に泊ったことがある国民宿舎です。
道は下田に降りて南牧村経由で上野村に、途中にあった唯一の道の駅はオアシスなんもく、この時期はここでもまだ農産物はできないみたい、コンニャク類だけがお土産品となっていたような、そのあとこんな長いのはいつできたのというトンネルを抜けて上野村に。
上野村では以前にもあった銘木工芸館に併設の道の駅が立派なものになっていました、裏手に広いテラスがあって神流川とその先の樹林の眺めがなかなか、ここまで下ってくるとこの時期は新緑が眩いばかりに、しかし多く植えられている枝垂れ桜の花はもう終わりかけだったのは残念でした、以前に見たことがある中正寺の枝垂れ桜は見事だったんですが。
銘木工芸館と道の駅上野
道の駅のテラスからの眺め
銘木工芸館では以前に地元欅の捏ね鉢や刳り抜き四角盆などを買ったことがあるが、その手作り感がある造りのものは無くなっていて、機械づくりのものだけみたいになっていますね、でもここの家具類はまだ安いと思います、昔は垢抜けなくてなんて言っていましたが手慣れた感じになっていましたよ。
箸置きです
この日の宿は国民宿舎のヴィラせせらぎという温泉宿、上野村は御巣鷹事故の慰霊祭で年に一度だけ全国区で紹介されますが、群馬の秘境として何にもないのがいいところと現役時代には気に入って数回泊ったことがある、雛にこんなという南欧風の建物が場違いな感じも面白いと、ここの特産はイノブタと十石味噌でその猪豚鍋が毎回メインだったから今回もと。
ヴィラせせらぎ(冒頭写真も)
客室
客室からの眺め
コロナで宿泊人数を制限しているそうで、温泉には夕食後は自由に入れるもののその前は貸切制にしていました、早朝も自由入浴時間でしたが独り占め状態、泊り客が少ないのは夕食でも分かりましたが、泉質はPH9.7という強アルカリを水で薄めているという単純泉、フッ素イオンで温泉法に該当とあるが冷鉱泉です、最初は温泉は無かったのが今や露天風呂も出来ていた、ただしサウナはコロナで休止となっていました。
夕食は広い食事処で4組だけ、テーブル間を大きく開けて、メインは美味しかった猪豚鍋かなと思っていたら鶏肉つみれ鍋となっていた、聞けば季節で変えているそうです、今様風にというのか南欧風を意識したのか洋風前菜が見栄え良く、これらは女性には喜ばれそうですね、我々はこの日もご飯までは届かずで。
本日の献立
夕食膳
前菜
お造り
台物
強肴
止椀
飲物3種類、別に頼んだ瓶ビールが大瓶だったのがいいですね、どこも中瓶になってしまったから
水菓子
朝食がまた内容豊富で腹いっぱいに、これだけおかずがあるとご飯は二杯となってしまった、昨夜食べなかった分を取り返してしまうことに、これだと昼はまたささやかにしましょう。
朝食膳
今回もゴン太は車中泊です、車には慣れていてもう何回か、これだけは実にお利口さんです、このあとは家でと同じように散歩に連れて行きます。
いつものベッドを持って行って
神流川側から見たヴィラせせらぎ、枝垂れ桜はかなり散っていた