コロナ騒ぎで緊急事態宣言が出て、予想通りに延長されて、それがやっと39県で解除となり、最後まで残ったところも解除したところ、しかし県をまたぐ移動は自粛要請は続き、特に首都圏からの移動は白目で見られそう、でも我家では軽井沢の山荘の庭が心配で、4月からは植物たちが活動し始めゴールデンウイークを過ぎたら雑草退治が必要になる、また冬場の落葉なども手作業で覗いてやらないと、弱い山野草のためには手を入れないのも限界かなと敢えて短期間で行ってみることに。
いつもなら4月下旬からゴールデンウイーク明けまで滞在するはずだが、今回のようなそのあとの時期というのは初めてじゃないかな、来てみれば我が山荘周辺でも何軒かが連休が過ぎていても滞在中でした、でもこういうところだからいつも空き空きでヒッソリした環境、また町から届いていた広報誌でも感染者は出ていないとのこと、滞在する場合は不要不急の外出はしないで静かに過ごしてくださいともあったが、できることならこのご時世ではこちらにずっと居たいぐらいでしたよ。
この辺りではソメイヨシノはあまり見かけません、多いのはオオシマザクラのようですがそれらの花はもう終わっているはず、それが山荘周辺ではヤマザクラ類がちょうど満開といういい季節でした、またウワミズザクラは早めに咲きだしていて、思いがけず初めて見るこれら植物が彩る高原の初夏を前にした光景もいいもんだなぁと。
ヤマザクラ類が満開
ウワミズザクラも咲きだしていて
ツツジ類も見頃
このシダレザクラは遅咲き見たい
山荘の庭もかなり緑になってきていましたが、春に先駆けて咲くものはもう終わっていたのは残念でした、でもそれに続く山野草はいくつか見られて、5月後半の時期に蕾から咲いたものまで、気が付いたものを以下の写真でコメントを付けて。
山荘の庭の様子、落葉が多くて適当に除いてやりましたが
ミツバツツジは終盤です
ヤマブキの黄色が目立つ
これは八重のユキヤナギです
ブルーベリーにも花が
カタクリや福寿草はもう葉だけになっていて今年は花を見られませんでした、この場所にはセツブンソウもあったはず、これらは夏場までには姿を消してしまいます
スミレ類は周辺でも各所に、庭にも侵入してきていて
タチツボスミレ
この白花の種類は分かりません
これも別種のスミレ、エイザンスミレの花は終わっていたようです
ギョウジャニンニクです
シラネアオイは盛りを過ぎて
キバナイカリソウ
一般的なイカリソウ
園芸種らしいバイカイカリソウ
白花のバイカイカリソウ
キクザキイチゲ
ヤエザキイチゲ
白花エンレイソウ
ピンク色のエンレイソウ
赤花エンレイソウにはもう種が
ヒトリシズカ
自生していたスズランは北海道のように花数が多くはありません
チゴユリは増える増える
マイヅルソウも一面に増えてきていて、蕾と咲いたところを
ユキザサも増え気味、半日陰の場所が適しているようで
これはナルコユリかアマドコロか、茎を触って調べなかったので
カッコソウ
サクラソウも増えてきています
最初の一輪が
すぐに続いて順次
コンロンソウだと思いますが、これは根で増えるようで間引いています
ミヤコワスレの蕾
シャガの蕾
ヒメサユリの蕾
ジエビネではこれだけが早くも蕾を
また今回は山荘のご近所さんの手をお借りして、自生して伸びてしまったポプラを伐採しました、この写真は5m弱の高さのところから伐り倒したものです、これだけで10mぐらいありそう、このあと下の方も伐りましたが一大作業となりましたよ。
最後にはこのところ毎年鉢植えしているインパチェンスとトレニアを、日当たりがあまり良いとは言えない場所で、これまでの実績で大丈夫だったこれらを、今シーズンはずっとこれだけで間に合うでしょう、これが駐車場と庭の境界になっています。
やはりこの時期の信州の高原の気候と景色はいいですねぇ、日差しが増して緑が濃くなっていくのと、いくつもの花が咲き始めます、首都圏によりも感染の心配もないしで。