以前に紹介した角火鉢を活用した展示ケース内には小さな盃とともに変なアンティーク小瓶を入れているが、これって何の役にも立たない代物だし、見栄えもしないし、大きいものでは洋物のクリスタルの器なども使い道が無くて、こういうのは飾るだけしかないのかな。
冒頭写真は川崎市内の骨董屋にあった明治、大正の薬瓶で、小さい方は青色も透明も明治22年ごろの国産ガラス瓶で沃土カリの文字入り、大きい方は大正時代の佐藤医院名入りの薬瓶である、昔は医院名のガラスを特注していたことが分かる、そういえば酒屋の一升徳利にも店名文字が入っていましたよね。
女房は小学校時代はアメリカだったのでその頃向うで両親が買ったらしい洋物の器がいくつかあるのだが、この二つはかなり大型で収納場所をとるので困る代物、使い方もあんまり無さそうだし、高杯みたいな大盃みたいなこのクリスタルは何に使ったのだろう、まさかこれで酒を飲むやつはいまいし。
もう一つの高足の蓋付鉢もクリスタルで鉛含有量が多いらしく色がやや黒っぽい、こちらは飴玉なんぞを入れておくぐらいしかないでしょうかね、アメリカではどういう使い方をしていたんだろう。
2009年11月からの再掲です