
東京芸大出身で益子近く芳賀町で作陶している人気作家の佐伯守美、独特の象嵌で描く樹木の図柄はもう彼の専売特許と言ってもいいほどでしょう、大小の作品に共通するモチーフになっているのですぐ分かりますね。
この独特の色使いの象嵌で作る冬の葉の落ちた欅の大樹の絵、象嵌釉彩樹木文と箱書きしている、やや大型のぐい呑にも使われているが、このような背の高い麦酒盃(作者は麦酒呑と書いている)にこそ大樹が相応しいと思うのだけれど。
陶器のビールカップは泡立ちがいいから加減して注がないと泡ばっかりになってしまう、上手く注げば今日もキンキンに冷えてて旨いということになるのだとか、これは栃木のギャラリーで一緒に斎藤清の版画を買ったものだから、かなり安くしてもらい購入した、この大きさだと飾っておいてもいいよね。
2009年5月からの入れ替え再掲です、陶芸は自分が習うようになってからは買い求めることはあまりなくなっていて、陶芸界の情報にも疎くなって。