ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

棚田倶楽部の稲刈りに

2013-09-16 16:33:46 | その他

 予定の日から一週間延期となった棚田倶楽部山入地区の稲刈り、お天気が心配だったがなんとか日中は持ちそうという予報で、翌日の日曜日よりはいいらしいからまず実施となるだろうと、朝は7時に我家を出発。一般道からアクアラインに入るまでは順調だったのにトンネル内に入ったところで突然にノロノロ運転に、これまでは始めは渋滞していても中間点ぐらいからスピードが上がるのにこの日はトンネルを抜ける直前までこんな状態で、夏場じゃないしこんな天気で何でかと、アウトレットだってまだ早すぎる時間帯なのに何処を目指しているんですかね。

 アクアラインからすぐにまた一般道に出て内陸側を通って、まずはトイレタイムをと必ず立寄っていくみんなみの里にはそれでも約2時間で到着、暑気払いの時にも見られた木彫がもっとゲレードアップしてのお出迎えとなっていた。ポスターにこれらは一人の名人がチェーンソーアートで彫った作品とあって、チェーーンソーでもこんなに繊細な表現ができるんだと感心してしまった。これらを売るとしたらいくらぐらいするんだろう。ほかには毎年この時期にはジャンボカボチャのコンクールをやっていて、巨大なヤツが見られますね。それと翌日の日曜日からの9月の土日祝には収穫祭の案内も、早場米では有名な地域だから新米の販売も始まっているからね。

 ここの直売所では海産物の冷凍物などは無くならないうちにと最初に買っておくことにしている、棚田倶楽部の作業が終わっての帰りの時間まで預かってくれますからね。

                        チェーンソーアートが迎える

                        ジャンボカボチャも

 共同田圃での稲刈り場所に来てみたら、周囲の稲刈りがもう7割ぐらいは済んでいて、今年はマイ田圃だけがやや遅れてしまってこちらは本当は一週間前のほうが良かったとか、でもこういう催しは全員が一緒にということで9月第一週となったわけだ。この日には既に玄米までになった地元農家の新米を持ち帰ることができて、この日の稲刈り作業の米は特に希望する人にはあとで改めてということに、共同田圃に参加しているほとんどの人はこの日に貰っていたようですね。

                鴨川の海岸の建物が見える

 稲刈り作業は午前10時から12時まで、途中15分ほどの休憩を挟んで全体の1/3程を30人ほどで手作業で、天気予報以上に好天になってしまって大汗をかきながら、でも皆さんはいい汗だというように晴れやかなんだけど、僕は腰に来てしまって半分以上はサボリ専門となってしまったわい。直前に豪雨があったから、田圃の中はややぬかるんでいたことも作業をやりにくくしていたもんね。

                        手前刈り取り完了の向こう側が共同田圃

                        作業直前にレクチャーが

                        稲穂の状態からはやや遅めの刈り取りとか

                        休憩直前にはここまで

                        稲束はほだかけのためにV字型に

 15分ほど作業が進んだところで稲穂の間にマムシがとぐろを巻いていたのをを見つけた人がいて、手慣れた農家の人が鎌で頭を一撃、草むらにはマムシがいるかもしれないから注意してとは言われていたけど、ここでは初めて実物に遭遇した、この辺りでは絶滅危惧種と言うけれどこればかりは退治してもらわないと危ない、都会からの子供たちには知らない子もいるかもしれないものね。

                               マムシ

 子供連れの参加者のためにはザリガニが今回初めて用意されていて、マムシは御免でもこちらは喜ばれていた。霞ヶ浦周辺の川魚料理の店では茹でザリガニを食べさせるところがかなりあったが、これをどのくらい清水で飼っておけば臭みが無くなるのかと、もともと戦後の食糧難で入れたものだから食べられるようにしたらいいのにと思いますよね。

                        

 田圃の畔にアキノタムラソウが二株だけ花を咲かせているのを見つけたが、山野草として売っていたりもするんだけどここらでは雑草扱いみたいですな。

                        水路の両側に二株あった

 今やこういう手作業での米作りは棚田倶楽部の一般参加者だけのためにやっていることで、半分はお遊びでということだから楽しいということになるわけだ、昔の人はこのくらいの田圃は数人で一日で全部刈り取っていたんだと思うとご苦労だったことと、我々が小さい頃はご飯一粒でも粗末にしたらお百姓さんに申し訳ないぞと教育されたもんだよね。

 その新米を使ったちらしご飯とおむすびが本日の昼食で、やはり新米は美味しいですな、食べ終われば共同田圃の参加者は順次新米30kgを二袋ずつもらって解散となる。

                        2時間で1/3ほどを、ほだ

 かけまで完了

 帰りにはまずはみんなみの里の直売所に預ってもらっていた干物などをもらいにと、その途中にある菜の花豆腐でおぼろ豆腐などを買ってから直売所ではもう少し野菜類を買い足して、次はスーパーODOYAの房州近海物のケースから今晩の刺身になるものを選び、最期は稲刈りで大汗をかいたからと温泉に入ってから我家に帰ることに。

                        昼食弁当

                        木札に本日の品が

                        生キクラゲ、サツマイモの茎、サラダレンコンという珍しい野菜があったが

                        白メダカも買ってきた

                        房州近海物が並ぶケース

 温泉は鴨川がこの日はお祭りというので車が混まないかと心配したが、市街地に向かう道路はODOYA周辺ではむしろ空いていてこれなら大丈夫そうと、鴨川シーワールドの真ん前にあるかんぽの宿で立寄り湯することに。ここの泉質は弱アルカリの含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉とかで千葉では硫黄を含む温泉は珍しいと思う、但し湧出量が少ないのか分配量が少ないのか温泉は小さな寝湯だけで、大浴槽は天然温泉ではないというこちだが、そちらもやや色が付いている感じなので井戸水を使っているのかも、やはり僕はほとんど天然温泉の湯に浸かってきたけどね。この日は窓から見えるシーワールドも客の入りが少ないような、いつもは帰り道の最初の数キロがかなり混みあうのに全く渋滞なし、朝が渋滞で心配したアクアラインも帰りは4時ぐらいだったがスイスイ、あれだけの車は今頃何処を走っているのかね。

      最上階温泉からの眺め

                                温泉成分表

 夕食はアジのタタキ、岩井産という地ダコ、海草サラダ、おぼろ豆腐、枝豆と房州産尽しで日本酒をということになりましたな。これも鴨川まで出向くからの楽しみなんですよ。            

                        


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