ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

ふるさと会津工人祭りをメインに会津と奥阿賀の旅 2017.6.11(日)~13(火) 3/5 奥会津から会津若松に

2017-07-10 16:00:00 | 旅日記

 二日目はまた会津方面に戻るだけだから走行距離は少ないノンビリ旅、昨日の三島町と柳津町は除いての奥会津と会津若松だけだと時間が余るからと、阿賀町周辺は全く知らないので観光マップを宿で貰って探してみたが、川下り舟観光だけは以前に団体ツアーで乗船したが自家用車ではちょっと難儀で敬遠です、それ以外はあまり目ぼしいのが無いので少し山側に入ったところにある和紙をテーマにした施設ぐらいを見物していこうかと。冒頭写真は宿を出発前に見えた磐越西線の列車が走る対岸を。

 宿の駐車場からすぐに雪椿発見の地の石碑があるのを発見、新潟県の花として歌にも謳われたように、南方系の椿の変種で珍しいらしいことから喧伝されるようになった、この地でヒッソリと生えていたわけで結構な売りになるはず、この記念碑だけでは宣伝不足であまり知られていませんな、宿のパンフでもそういう由来も書いておけばいいのにね。宿で花の時期を聞いたら4月ごろがいいそうですよ、とのことであった。

                石碑

 和紙のテーマ館の奥阿賀ふるさと館は奇抜な建物ですねぇ、この日は予約での団体の体験があるとかで一般客の参加は不可で館内の見学だけ、それで2Fは普段は有料だが無料開放しますというので館内を一回り。ここの和紙は厚手のようで各種の大型オブジェが飾られていました、体験でもランプシェードなどが作れるそうですよ。

              奥阿賀ふるさと館

                     大型の1枚の和紙カーテンのオブジェ、どう作るんだろう

               和紙照明のオブジェ

             2Fからはダム湖が眺められる、この日はやや小雨模様

                  旧鹿瀬町のマンホールはカモシカ

 奥阿賀の見物は早々に済まして会津若松方面に来た道を戻って行って、途中の会津坂下ではスーパーに立寄って地酒を買っていくことに、ここ会津坂下には三つの蔵があるのだが、廣木酒造の酒だけは売っていない、有名な飛露喜という銘柄はもう特殊流通となっていて一般客には手に入らないらしい、それで買ったのは豊国酒造と曙酒造の一番安いものと宣伝ラベルにつられた喜多方のものを。これらの酒は福島県のアンテナショップMIDETTEでも買えるようで、今年の品評会金賞蔵の数でも連続して福島県が最多数だったそうだ。

           

                会津坂下の三酒蔵の紹介

 次は同じく会津坂下にある立木観音にも何十年振りかで立寄っていくことに、こちらには会津に来るようになった始めのころ以来で二回目となる、その後は忙しく走り回ることが多くてご無沙汰していた、今回の二日目みたいな行程だと気楽に寄道できて、たまにはこういう旅ももいいですね。こちらには一木造りの巨大な千手観世音像があって、この大きさには本当に一木でと驚くようなもの、それが堂内で大きな幕で隠されていて、拝観は有料となっていた。最初来た時は外から無料で見られたような、聞けば夏の例大祭の時だけというから夏休みの時に来たんでしょうね。像と幕のあいだを広げてくれて立像の前に、両脇には眷属の二十八部衆像と風神雷神像が並んでいて迫力満点、この眷属たちの記憶はないから例大祭の時は本尊だけが御開帳だったなのかな、旧街道になってしまった脇道沿いで知らないと通り過ぎてしまう寺だが、昨日の圓蔵寺やこの寺と改めて会津の信仰の奥深さを知る、野口英世の母親が信心していたという中田観音などまだ参拝したことがない、ほかにも一回だけというところも含めて改めて立寄るべきところがありますな、別に僕は信仰心でということではありませんが。

               本堂に続く短い参道から

                立木観音は31番、寺名は恵隆寺

               三十三観音を巡る由来

                

              境内の広さはそれほどでもないが風格がある

              本堂も茅葺で古めかしくて

      パンフレットより

 本堂の前脇には櫛供養があって早速にも女房がヘアピンを5円玉に差し込んでいた、櫛は奇しに通じて霊妙なるものと聞くが、こちらでは江戸時代からの風習で苦と死を納めるためにと、今ではヘアピンでもいいと説明があった。

      

 湯川村まで来たら新しい道の駅ができていた、昼を食べようかと立寄ったらバイキングレストランと今様風なテークアウトでこれは気乗りしない、会津若松が近いからとこの前のパン屋が美味しかったからそこで簡単にと、このあとは七日町近くの観光用無料駐車場まで直行したら、この道は初めてでいつもと反対側から中心部に入って行くこととなりました。

               道の駅・あいづ湯川会津坂下

               隣接して旧五十嵐家という建物があったが月曜日で休館

 七日町通りでは食べようかと思っていたその店が臨時休業、それで僕は昼抜き、連泊旅行すると朝と夜は食べ過ぎ気味になってしまうから最近は昼は控えめにと心掛けているのでちょうどいいかと、女房は和菓子屋で買ったものを食べていましたがねぇ。会津若松ではここ何回もこの七日町通りを徘徊しているから何処も勝手知ったるとなってしまった、お気に入りの店には毎回必ず覗いてみて何かは買うこととなりますが、もう小物ばかりでそれもちょっとだけ、何にも買わないというのも何だかなぁと寂しくもなってしまいますからねぇ。今回はこの周辺にも少しだけ足を延ばしてのブラブラ歩きを。

               七日町通りのMAP

               街並みの維持に心掛けているようで

               

               手芸が趣味の女房が必ず立ち寄る店はもめん絲

         

               もめん絲では会津木綿の端切を              ガラクタ古道具屋で土人形を

               歩道工事中で、聞けば融雪設備とか、部分を区切って数年かかった最終の場所とか、冬場でも楽になるそうで今やここが観光のメインで更にの集客も狙ってでしょうか

               何度も来ているのに今回も新しい発見を、ここが会津戦争の東軍墓地でお参りすると向かいの観光案内所で御朱印がもらえると

                阿弥陀寺前の案内看板

               七日町通りに交差する満田屋などがある通り、無料駐車場はこの先に  

                    周辺で買ったもの、このナメコを味噌汁に入れたら美味しかった

               最後はまだチェックインには時間があると漆器の鈴善にも

                      プレカをリサイクルした栞とは変なものも買いましたな、もう一つは箸置

 午後3時になる直前になって東山温泉へ、ここは市街地からは近いのに渓谷の雰囲気がある場所に形成された温泉街で、会津若松の奥座敷となっています。


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