
本日の宿の焼津グランドホテルは静岡市紺屋町にある静岡グランドホテル中島屋グループで、中島屋グループは四川飯店なども含めて料理では評判が高いんだと静岡在住の友人からも聞いていたので泊まるようになったのだが、この前の冬に紺屋町倶楽部なるこのグループの会員に無料で入れるというので入会していたのが幸いしました、この新春感謝の集いはその会員だけに葉書で案内があったものであるが、もう何回かやっていたそうで、チェックインでこれが初めての我々が知ったのは、夕食はこの日参加した全員が一堂に会しての食事となっていて、感謝の集いということで余興ももあるとか、はてどんなものになるのかと楽しみになりましたねぇと。
午後4時過ぎのチェックイン後に案内された今回の部屋は、安いのにオーシャンビュー側で、さらに南館だったので富士山ビューもという嬉しいロケーションに、いろいろと写真を撮っちゃいました、それらはこの後にいくつか。
部屋に荷物を置いてからが忙しくなりました、このプランにはこの日の午後5時までというお茶のサービスと、夜9時までという下の外にある森のテラス&カフェの飲物サービスがあって、両方を夕食前に使ってしまって、そのあと温泉にも入ってから6時からの夕食となると急げ急げと、分かっていたらもっと早く宿に入ったのにねぇ。
下の森のテラスからホテルを
客室
反対側から
到着時の客室窓から
お茶のサービスは低層階にある茶室でということで、行けば何組かがいて茶室の中かその前の椅子席でと二組ずつが、結構なお手前でとなったが、我々は早々に切り上げて先を急ぐことに。
茶室
このホテルは斜面に建つから下の方には傾斜地の庭園が設けられていて、その中には建物は木造のカフェが一つだけあって、そちらでコーヒーなどが飲める。夜はライトアップするというが、寒い時期だから夕食後では老体にはよくないからと前倒しでこちらに、折角のサービスは無駄にしないようにと貧乏性でしたかね。
森のテラス
カフェの内部
ホテルには外を回って玄関側から戻ることに、カフェを出る頃には夕闇が迫ってきてライトアップも始まったが、まだもっと暗くならないと思いつつ坂道を登って、玄関前の駐車場付近にまでやってきたらちょうど夕日が沈むタイミングにピッタリと出会って、これには写真を撮らねばと、屋上には夕日テラスがあるらしいがこんな場所でと、これは運が良かったと写真に、これだと明日の日の出も是非とも撮らなくちゃいけませんな。
ライトアップの開始直後
夕日がまさに沈むところ
上を拡大
部屋に戻ってきて赤富士が見られるかと、赤い色はそれほどでもないけれど、ウッスリと朱を引いた空に雪を頂いた山容が浮かぶ、美しい景色ですねぇ。
日没直後を
拡大
温泉はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉で、成分総計が15.1gという海水の半分弱という塩辛い湯、露天風呂からは富士山が眺められ、完全に暗くなる前までは静岡市の夜景と共に見られて、ユックリ楽しみながら浸かりたいところではあるが、明日の楽しみにと夕食前は30分ほどで切り上げる。
温泉成分表
夕食は大広間で丸テーブル8台それぞれに円卓で、総勢は50人ぐらいだったか、我々のテーブルにはこの集いには3回目という夫婦が一組に、大方が浴衣なのに着物の正装のご婦人二人は異色でビックリ、訊けば県内の近い土地の人が多いようで、我々が横浜からというと逆に驚かれてしまった。まずは支配人の挨拶から始まって、料理人や関連スタッフの紹介があって、やっとのこと乾杯から夕食がスタート、料理はやはり手が込んでいるのが分かります、器も趣向を凝らして全てが通常よりもグレイドアップしているような。
御献立
夕食膳
乾杯の梅酒 桜海老と帆立貝のタルタル フランス産鴨肉と海老芋のムース
スモークサーモンチーズ包み 手作りバジル豆腐 地場野菜のテリーヌ
冷酒は志太泉
蛤丸真蒸
お造りは炙り本まぐろ、金目鯛千草巻き、北寄貝、甘えび竹紙〆
和風蟹シューマイ
牛肉の塩釜焼のデモ中
静岡育ち牛岩塩焼き
焼きかぶら含め煮 鰤照り煮
筍御飯
筍御飯、しじみ汁、香の物三種
デザートの苺づくし
ほぼ食事が終盤となったところで余興は正月月らしく獅子舞の登場、華やかなお囃子に合わせて会場内を巡って客との写真撮影も、途中からはひょっとこがそして後半からはおかめも加わる、我々のテーブルの和服正装のオバチャン達は大はしゃぎ、いい歳こいては我々も同様ではあったが愉快愉快と。法被には静岡勇会とあって、静岡浅間神社祭礼囃子保存会の皆さんたちで、明日は静岡の芹沢介美術館には行くつもりであったが、静岡浅間神社にもお参りしていきましょうと。
お囃子開始
すぐに獅子舞が
ひょっとこ登場
終了間近
お囃子保存会のパフォマンスは大きな拍手でお開きになって、余興のもう一つはビンゴ大会、これはコーヒーを飲みながらの進行なって、よくしたものでビンゴはなかなか出ないもんですねぇ。でも出始めると次々と、僕は開く場所は少なかったのに1/4ぐらいのところでビンゴ、女房はその少しあとで、両方とも商品は女房に選ばせて。一番は宿泊券だったそうだが我々はここのショップで売っていたガーゼマフラーなどを、これらもサービスの一部だから嬉しい企画でしたなぁ。
コーヒー ビンゴ
ビンゴの賞品
夕食前の風呂が短時間だったからと、この日は食後暫くしてからもう一度温泉にユックリと、月が出ているのを知って部屋に戻ってから夜景モードで写真を、夕日の写真の次には静岡の明りと駿河湾に月光の道を通す夜景写真をゲット、あとは明日の日の出を期待しましょうとオヤスミナサイとなった。
夜景
翌朝は当然に5時から入られる温泉に、湯上りにどうぞという冷たい水のサービス場所には当日の日の出時間は6時55分とあった。それだと1時間強は風呂が楽しめるぞと、部屋に戻って夜明け前の徐々に明るくなっていく風景をチェックして、日の出そのものは部屋からは前の小高い突端のためにやや死角になると知っていたから、時間を見計らってロビー階のベイテラスに行くことに。
夜明け前
夜明け前
夜明け直前遠くの明りが消える
ベイテラスで直前に
日の出直後
日の出の光道が
ズームで
拡大
直後ベイテラスから富士山を
朝食前に一回部屋に戻ってきたらもう富士山はクッキリと、一気に明るくなってきましたよ、これなら今日も富士山はバッチリです、でも大崩れ海岸へはまだ通行止めであの絶景は見られないが、道中は何ヶ所かで富士山が楽しめそうですよ。
日の出後部屋に戻って富士山を
日の出後部屋に戻って伊豆半島方面を
朝食は7時からで我々は7時半からで頼んでいて、席は窓際じゃなかったが部屋越しでは見えるテーブルで。朝食は和洋中のメニュー豊富なバイキングと決まっていて、オムレツとおむすびはその場で注文で作ってくれて、フレンチトーストと干物は次々に目の前で焼いて補充している。僕はやはり和食中心でいろいろと、目が欲しがっちゃうからどうしても食べ過ぎになってしまいますな、これでもオムレツなどは我慢したんだけど。
朝食バイキング
ヨーグルトなどとコーヒーで〆
レストランからと朝食後の部屋からも富士山を撮影、昨日今日と見事な快晴が続いてくれて、日ごろの行いが良かったのが証明されたわけだと。今回は10時ギリギリのチェックアウトとノンビリと、あまり早いと店のほうの品揃えが出来ていないこともあって、まずは焼津での海産物の買出しから二日目を始めることとなる。
レストランから
チェックアウト直前