年初めからは僕は箱根駅伝見物以外には遠出せずに家でゴロゴロしていたからと、松の内5日になって夫婦二人で街歩き散歩に出かけることに、それでまだ初詣気分が残るところが賑々しくていいかなと、我々は信心とはほぼ無縁ながら人出が多い場所ならと野次馬根性まるだしで、それでまだ行ったことがなくて手頃なところとして選んだのが芝増上寺、この辺りは車では通ったことはあるが訪れるのは初めて。冒頭写真は浜松町駅から歩いて行った道路の上にあった大門ですが、昔はここまでが境内だったんでしょうね。
浜松町駅からは10分ほどで増上寺の三解脱門に、この門だけは車で通った時に見ていましたが、改めて正面から見ると大きい門ですねぇ、背後に東京タワーが聳え立って見えるのがちょっとばかり異様な感じ、浅草の浅草寺でもスカイツリーが見えたけど異様感はそれほどでもなかったような、こちらはあまりにも近いのとタワーの色からでしょうかね。
三解脱門へ
境内を大殿へ
猿回しの演技開始のところを素通りして
大殿と東京タワーがこんなに近くに見えて
ここは浄土宗の一方の本山とか、徳川将軍家が浄土宗だったということで将軍家の菩提寺となっていたと、徳川将軍家のお墓は日光と上野寛永寺とこの寺に、参拝客は大殿から次に向かった隣の安国殿のほうに集まっていました。こちらは家康公の念持仏だったという黒本尊がまつられ、諸事祈祷所もこちらとなっていて中では1時間ごとに祈祷が行われていましたが、参拝客にはYOUたちも多かったもののさすがに彼らは祈祷までは受けてはいなくておみくじぐらいを、でもおみくじが読めるのかな。僕もこういう祈祷を受けたことは全くないしおみくじも買わないほう、祈祷料を払ってもというのは信者の人なのでしょうかね、御朱印集めしている女房が書いてもらってはいましたが。
安国殿
安国殿の由来と将軍家墓所の案内
裏手に続く通りには千躰子育地蔵菩薩というのが
安国殿裏手には徳川将軍家墓所が
増上寺のすぐ近くには芝大神宮というのもあったので立寄っていくことに、こちらの神社は近代的な感じの建物になっていますね、皆さんが行儀よく二人ずつぐらいで一列に並んでおられるので階段の下まで続く、途中で宮司さんらしきが4人ずつでお願いしますと、拝殿の大きさを見れば当然ですよね、皆さん気長なもんですねぇ。
芝大神宮
昼時となってスマホで近くのグルメ検索したら来るときに見えた中華料理の店があった、ちょうど戻っていく道筋だからとその東海飯店に、1時過ぎであったがほぼ満席でちょうど空いた円卓テーブルに、ランチ麺料理には小炒飯とのお得セットもあって近辺の勤め人対応でしょう。我々は単品メニューにして代わりに餃子を1人前だけ注文してみた、これが正解だったような、見ていたら焼餃子を持ち帰る人が多かったような、麺料理も美味しかったがこの大きめの餃子が抜群、王様のブランチ餃子部門第2位とはあとで知った、具材にエビも入っていましたよ。持ち帰り用が多かったのか麺を食べ終わる直前に出てきたので、すぐにパクついて写真を撮るのを忘れてしまったが、形自体はフックラしていたものの通常のものです。
東海飯店 本店
ランチメニュー
五目そば
五目焼そば
浜松町駅の海より側には旧芝離宮恩賜庭園があってこちらも初めて、ここも大名庭園だったのですが関東大震災で焼けたそうで、中にある松は盆栽みたいですね、鬱蒼というより広々とした明るくて気持ちのいい庭園でした。
パノラマで
灯篭を入れて、池は昔は海水だったとか
ビル群の中では貴重な庭園に
水仙が咲いていた
今回は浜離宮には行かなかったが増上寺や芝離宮庭園には桜がかなり、それでこの周辺には桜の季節に来るのもいいかなと、手帳にメモしておきましょう。