
日吉駅から西に商店街を抜けた先、車が通る道路からは切り離されたに場所には、昔は農業用にも大切だったというきれいな小川があったそうだが、住宅開発が進んで汚れたドブ川みたいになってしまっていたのを、暗渠にしてその上を遊歩道に整備してもう20年以上になるだろうか、現在はいくつかの大きな木々を残し、一部に極細い水路を作ったりして雑草を含めて保護して、全長2km強の緑の小径となっていい散歩道なっている。
名前を松の川緑道(冒頭写真はその地図看板)といい、ボランティアなのかどうかこの緑道を維持して守るための会があるようで、毎年この時期の5月中旬には一日だけ昼前2時間ほどの松の川緑道祭りというのをやっていて、今年も18日の土曜日に開催、催しの内容は自然をテ-マにしたささやかなもので、子供達へのエコ教育といった面が強いものでしょうか。その中に山野草の愛好家によるシニア世代向きの展示と苗の均一販売があって、そこで横浜の庭や軽井沢に植えられるものがあったら買いたいということがあって行ったんですよ。我家からは往復すると3kmぐらいで、これがいい散歩にもなるしで。
その途中には慶応大学の体育会の競技別のグランドがあって、土曜日は部員たちの練習が盛ん、中ではラクビーやサッカーなどは幼稚舎の子供たちが参加して走り回っているのが微笑ましい、付き添いの親御さんもご苦労さんというより楽しんでおられるようですな。しかしグランドのほうも松の川緑道の整備に合わせるように、土から人工芝に張替えて見違えるようになりましたなぁ。
ラクビー教室
サッカー教室
ホッケー部
野球部
松の川緑道の中間点辺りを横切って古のすわ!鎌倉と馳せ参じるための鎌倉街道が横切っていて、立派な石柱があって駒が橋という場所だと、往時をしのばせるものは今は何も残っていないが、この川だった場所を渡るための橋があったということでしょう、でも道としての名残か細い一筋だけは残っている。
鎌倉街道
そこからはすぐの鳥の広場と言う場所がまつり会場で、やっていたのは昨年と全く同じ、木の切れ端を使った工作、蔦とドライフラワーのリース作り、薬草茶などの試飲に、毎回スイスホルンの演奏というような趣向、それらはお子様中心で楽しんでというか指導するご老人たちの楽しみでもあるんでしょう。
会場の通路に工作場所を
ホルン演奏
僕は早速にも草花の苗の売場に、どれも愛好家の庭で増やしたもので商売じゃないから格安の100円均一、中には結構な山野草もあって、そんなのが買えるから嬉しいよね。今回は10株も、雑草の中でも負けないようなかなり強い植物もあって、地植え場所を選ばなくてもよさそうなのは軽井沢の桜の下あたりのゴチャマゼの群落に加えてやろうと思って。半日陰ものは6月になれば軽井沢も山野草が出揃ってきているから、適当な空き場所に植えてやりますかね。勿論一部は横浜の庭にも植込むつもり。
奥は展示品、手前に販売の苗が
一番手前から時計回りにサイヨウシャジン、アポイギキョウ、白花ホトトギス、タカネナデシコ、ハマナデシコ、ユウゼンギク、中央にチシマタンポポ
左はイワタバコ、後が大文字草、右に秋のたむら草